【2020年】世界の若者22%がニート? ニュースの意味を考える
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国家試験の勉強に挫折した“資格崩れ”から立ち直り、経理を筆頭に事務仕事を複数経験した男性。女性の多い職場で立ち回って(?)きました。仕事術・挫折からの復活・その他の分野について、複数のブログを運営中。
2020年1月に世界の若者と労働について報道がありました。
その中でニートに関する話題もあり、界隈では多少話題にもなっています。
とはいえ全世界のニート割合を見ても意義として乏しい部分もあり、評価は難しいところ。
若者と労働について考えてみましょう。
(※目次の項目をクリックすると、その箇所をすぐに読めます)
【2020年】世界の若者22%がニート? ニュース概要
今回ご紹介するのはこちらのニュースです。
- 国際労働機関(ILO)が2,020年1月に報告書を発表
- 2020年に世界全体で失業者が250万人増加する見込み
- 失業率は2019から横ばいの5.4%の予想
- 全世界の「ニート」は2億6,700万人に達する規模で、世代の22%にあたる
単純化して見てしまうと「失業者はあふれ、若者はニートばかり」。
いかにも一言物申したい中高年が飛びつきそうな話題です。
しかし、それは思考停止と言わざるを得ません。
【2020年】世界の若者22%がニート? ニュースの意味
日本における「ニート」と言葉の発祥地であるイギリスにおけるNEETは
- 対象とする世代
- 用語から受ける印象
が異なります。
さらに先進国と途上国では問題の内容に差異があり、まとめて22%と表現しても分析の意味に乏しいといえます。
例えば先進国と途上国において、若者の就業について問題解決のアプローチがまったく同じとは考えにくいものですね。
数字の響きに惑わされないようにしたいものです。
【2020年】世界の若者22%がニート? ニュース・まとめ
世界の若者と労働に関するニュースについて、概要を紹介しました。
報道された記事を見ても、本文ではあまり突っ込んだ解説はなく、やはり分析をするには困難を伴う内容のようでした。
それではまた別の記事でお会いしましょう。
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