報連相の必要性を“お得”視点で紹介する

仕事における報告・連絡・相談の総称「報連相」について、会社勤めをしていると、どこかでその重要性を聞かされることでしょう。

ですので、「やらなくてはいけないこと」の一つとして捉えている人も多いかもしれません。

しかし、報連相を「やることで仕事がスムーズに進みお得」になる視点を持つことで、報連相に対する意識が大きく変わります。

本記事では、その視点を提供し、報連相の価値を理解するためのヒントを共有します。

（※目次の項目をクリックすると、その箇所をすぐに読めます）

報連相を「できればやった方がいい」理由

仕事の進捗が良くも悪くも正確に伝わる

報連相を行うことで、自分の仕事の進捗が良くも悪くも正確に伝わります。

これにより、適切なフィードバックを受けることが可能になります。

また、他人の意見や視点を得ることで、予見しきれなかった問題点を早期に発見することもできます。

上司に対して仕事の責任を適切に負わせることができる

報連相のもう一つのメリットは、自分の責任だけでなく、上司にも適切に責任を負わせることができる点です。

多くの場合、部下から何も進捗報告がない時に「進捗は順調」と思い込んでしまいがちです。

ただ、実は何らかの問題が生じているにもかかわらず抱え込んでしまっていると、リカバリーが困難なほど問題が大きくなってから発覚といった最悪の状況を招きかねません。

そうなる前に、自分が何に取り組みどのような困難に直面しているのかを上司が理解していれば、自分だけが問題を抱え込むことなく、一緒に解決策を探すことが可能になります。

マイナスの報告に対するハードルが下がる

普段は何の報告もせずにいると、いざ問題やトラブルの類の報告をする必要がある場面で、それを躊躇してしまいがちです。

逆に、普段から報連相を実践することで、マイナスの報告に対するハードルは下がります。

報連相は積極的なコミュニケーションの場であり、失敗や問題を含めて全てを開示する文化を醸成します。

これにより、問題が膨らむ前に、早期に対策を講じることが可能になります。