20年間で出生数はどう推移した? 成人の日に思うこと【2022年】
毎年1月の「成人の日」を迎えると、人口にまつわるニュースが出てきます。
「今年の新成人の数は〇〇万人」「総人口の△△%」といった内容ですね。
近年は、少子高齢化に伴う若年層割合の低下ばかりが報道されています。
2022年は同様な状況だったのでしょうか。
(※目次の項目をクリックすると、その箇所をすぐに読めます)
目次
2022年・人口にまつわるデータ
まずは人口にまつわるデータを見ていきます。
2022年・新成人データ
2022年を20歳で迎える新成人は120万人であり、12年連続で日本の総人口の1%を下回りました。
今後、当分はこの傾向が続くことが予想されます。
2021年・出生数データ
一方、2021年に国内で生まれた日本人の子どもは、80万5千人程度となる見通しです。
様々なニュース報道によると、この少子化進展のスピードは、これまでの想定よりも早いペースで進んでいるとのこと。
出生数は「20年で3分の2」の推移
これらの数字を見る限り、出生数に関しては「20年で3分の2」まで減っていることが分かります。
“少子化対策”の必要性は叫ばれるようになったが…
近年、政府関係者による「早急な少子化対策」の必要が叫ばれるようになりました。
ただ、日本における“人口ピラミッド”の形からは、「第三次ベビーブーム」が最後のチャンスだったと指摘があるところです。
少子化対策はある程度時間をかけて成果を出していく性質を持つ以上、既に手遅れであると言わざるをえません。
SNS上の声
当該内容に関して、多くの拡散されたツイートを紹介します。
「当然の結果」の声については、本当にその通りですね。
今年の新成人は120万人で過去最低数であり、昨年の出生数見通しは80万人。この20年で子どもの数が3分の2に減少したという…この20年の内に子どもを産み育てられる筈であった現在の40~50歳前後は氷河期世代。産み育てることが可能な給料と環境を整えなかったのだから当然の結果では
— ぬえ (@yosinotennin) January 11, 2022
20年間で出生数はどう推移した? 成人の日に思うこと・まとめ
2022年1月の「成人の日」を迎えるタイミングで、出生数がどのように推移しているか見てきました。
いかに、少子化のペースが早まっているのかが結果となりました。
それではまた別の記事でお会いしましょう。
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