「ダメな会社」の特徴と脱出するための考え方【あきらめない】
世の中にある会社について、劣悪な環境の話題を見聞きしたり新卒入社で一社しか知らないような場合。
- 会社とはそのようなもの
- 自分の勤め先は普通
と感じてしまうことがあります。
しかし「ダメな会社」は現実に存在し、もしかするとあなたは知らずに慣れてしまっているだけかもしれません。
そんな「ダメな会社」の特徴と、もしそれに気がついた時の対処法を考えていきましょう。
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目次
「ダメな会社」の特徴
世の中にある「ダメな会社」には、これから紹介するような典型的なパターンが存在します。
社長・役員がダメな会社
ダメな会社の筆頭に「社長・役員がダメな会社」があります。
特に普段接することの多い本社又は事務所勤務になるとストレスは倍増。
「会社で起こる嫌なこと」の多くがこの原因にある人もいるでしょう。
以下の内容は典型的なダメ社長・ダメ役員の特徴となります。
- 家族経営であり、一部の人間が会社を「自分のもの」だと思っている
- パワハラ・セクハラ等のハラスメントが当たり前になっている
- 社員に求めることを自分たちは守らない
- 法令遵守の意識が低い
このような会社の場合、親族である人間が快適な環境から他社に転職する可能性は低いのも絶望感を倍増させます。
給料・お金周りがダメな会社
働くことと切っても切れない関係であるお金。
ここがダメになると、働く意味について見直すの必要があるほど影響があります。
具体的な項目としては
- そもそも給料水準が低すぎる
- 様々な理屈で残業代出そうとしない
- 必要なコストまでカットする
といった生活に直結する内容ばかりです。
環境がダメな会社
多くの時間を過ごすことになる職場の環境は、生活の質にも影響してきます。
以下の内容が当てはまるようであれば注意が必要になるでしょう。
複数(又は大半)の内容ならなおさらです。
- 全体的なテンションが極端に高いor低い
- ギスギスして常に緊張を強いられる
- 空調・照明などの生理面に関わる部分に配慮がない
- 通勤するのに立地が不便
勤め先が「ダメな会社」と気づいた! 脱出するための考え方
近年は転職に対するハードルが下がり、「定年まで同じ会社に勤め上げる」人の割合は下がっていくでしょう。
しかし、まだまだ「会社を辞めることは一大事」「お世話になった会社を辞めるのは失礼」といった考えに縛られ、苦痛なだけの環境で頑張り続ける人もいます。
勤め先が「ダメな会社」と気づいた際、脱出するにはどのように考えればいいのでしょうか。
仕事は手段であり目的ではない
人によって働くことのモチベーションは、その源泉が異なります。
- とにかくお金が大事、給料がすべて
- 仕事で自己実現と社会貢献を果たす
- 「やりたいこと」を重視して自分の夢を叶える
など、どれも大事なことばかり。
仕事に追われる日々になるとつい忘れがちなことに「仕事は手段であり目的ではない」ことが挙げられます。
上記の目的を忘れてしまい、ダメな会社の環境に慣れたり耐えるばかりの生活では何のための人生か分からなくなるでしょう。
あなたが辞めることで「仕事が回らない」のは上司の責任
仕事に対する責任感があるほど陥りがちなワナがあります。
それは、あなたが辞めることで「仕事が回らなくなるのでは? 」と感じてしまい、退職を申し出ることに躊躇してしまうことです。
あるいは退職を申し出たとしても
- 今辞めるなんて裏切りだ
- 仕事が回らなくなったらどうするんだ
- 会社を辞めるなら“代わり”を連れてこい
と恫喝まがいの言動をする上司も世の中にはいます。
しかし一人辞めたくらいで仕事が回らなくなるような人員配置しかしていないのですから、責任は明らかに会社側にあります。
あなたが苦しむことはありませんし、無責任なことでもありません。
「ダメな会社」を脱出するためにできること
あなたの勤め先が「ダメな会社」と分かった時、ここから脱出するために何ができるでしょうか。
転職活動をする
転職活動によってダメな会社を何とかして脱出しましょう。
その際、これまでの経験を踏まえて「ブラック企業」「地雷」を避ける努力が必要です。
せっかく転職した結果が「前よりひどいブラック企業だった」では悲しすぎます。
そのためにも情報収集と慎重な決断が重要になるでしょう。
最終手段「退職代行」を使って退職する
本来、会社側が「辞めようとしている人の退職を“認めない”」のはあり得ないことです。
とはいえ、恫喝まがいの言動で圧力をかけてくる会社は現実に存在します。
そんな時、あきらめて言いなりになってしまい退職時期をズルズルと延ばしてはいけません。
あなたの人生はあなたのものです。
話し合いができない相手ならば、こちらも相応の対応をすることができます。
それは近年認知度を上げている「退職代行」の利用。
もう二度と上司に顔を合わせることなく退職するために、サービスの利用を検討してみませんか?
「ダメな会社」の特徴と脱出するための考え方・まとめ
まとめ
●「ダメな会社」の特徴
- 社長・役員がダメな会社
- 給料・お金周りがダメな会社
- 環境がダメな会社
●勤め先が「ダメな会社」と気づいた! 脱出するための考え方
- 仕事は手段であり目的ではない、
- あなたが辞めることで「仕事が回らない」のは上司の責任
●「ダメな会社」を脱出するためにできること
- 転職活動をする
- 最終手段「退職代行」を使って退職する
「ダメな会社」の特徴と脱出するための考え方を紹介してきました。
完璧な会社などこの世に存在しない以上、どこに行っても何らかの欠点はあるでしょう。
ただ、往々にしてダメな会社は、それぞれの短所の相乗効果でダメさ加減が増幅しています。
そのような会社にしがみついても時間を浪費するだけ。
“次の一手”は早めに打ちたいものです。
それではまた別の記事でお会いしましょう。
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