【転職】「どこに行っても同じ」は本当なの? 上司の言葉or自分の言葉への対策
会社で働いている中で、世の中には「上司から言われる定番のセリフ」が存在します。
退職の意思を伝えたり、実際に退職日が迫った中でありがちなものが「どこに行っても同じ」。
多くの場合
- 会社が変わっても結局同じ不満が出てくるよ
- お前はどこに行っても活躍できないよ
といった意味合いのようです(酷いですね)。
そんな心ないセリフへの対処法を考えていきましょう。
(※目次の項目をクリックすると、その箇所をすぐに読めます)
目次
転職前に上司(or経営者)から「どこに行っても同じ」と言われた
転職前に上司(or経営者)から言われることは良くも悪くも心に残るものです。
そんな中で「どこに行っても同じ」のセリフが出てきた場合どう対処すべきでしょうか。
上司(or経営者)からの「どこに行っても同じ」は完全無視
上司から言われる「どこに行っても同じ」は完全に無視しましょう。
適度にあしらっておけば問題ありませんし、言われたあなたが何かを気にする必要はまったくありません。
これは言った当人に当てはまるだけなのです。
転職経験ゼロ上司の「どこに行っても同じ」に根拠なし
理由の一つは言う側である上司の経験です。
大まかにパターンを見てみると
- 上司に転職経験がない:妄想で言っているだけじゃん
- 上司に転職経験がある:今の立場は同じわけがないよね? 自分が見えていないのでは?
の2つとなります。
さらに、同じわけがない項目として以下のものが挙げられます。
それは
- 給料・福利厚生
- 労働環境・企業文化
- 人間関係
といったもの。
一つとして「どこに行っても同じ」ものはありません。
「どこに行っても同じ」は上司の都合で言っているにすぎない
「どこに行っても同じ」セリフは、いわば典型的なもの。
残念なことですが“よくある内容”です。
それには言う側の心情があり
- 呪いの言葉
- 退職者を不安にさせるための言葉
- 単なる捨てゼリフ
であったりします。
人によって「上司自らの評価に関わる」「自分にはできない転職をした人へのやっかみ」等々あるのでしょうが、言ってみればその程度のもの。
ほとんどの場合は退職目前に言われる「どこに行っても同じ」について
と感慨にふけるのもいいでしょう。
転職先の会社に入社目前だが「どこに行っても同じではないか」と不安になっている
誰かに言われたわけではないが、転職を前にして「どこに行っても同じではないか」と不安に駆られることがあります。
特に今の会社でうまくいかなかったことを理由にした内容は振り払うのが難しいものです。
「対上司」ではなく戦うべき相手が「対自分」である時、どのように考えればいいのでしょうか。
転職先の内定が出たのは「あなたを必要とするからこそ」
プロスポーツ選手を例に考えてみましょう。
以前の所属先でレギュラーではなかった選手であっても、移籍が決まることがあります。
それは移籍先のチームが当該選手の能力を必要としたから。
「前のチームで何もかもうまくいっていた」必要はありません。
ですから、転職が決まったことについて変な疑いを持つことなく次の仕事に取り組めばいいのです。
転職のために行動したことが既に財産
人間は意外と行動ができない生き物です。
多少の不満があっても、言い訳をしながら先延ばしにすることがほとんど。
そんな中でも転職活動をし採用に至ったことは、それ自体が素晴らしい成果であり財産といえるものです。
それでも不安なら準備するしかない
ここまで「必要とされたから転職ができること」「行動自体が財産」である旨お伝えしました。
それでも不安に感じるのであれば、別の行動をするしかありません。
- 業務周辺の知識を強化する
- コミュニケーション術を学ぶ
など、必要になるであろう学びをできるだけ進めてみましょう。
これから転職活動をしたいが「どこに行っても同じでは? 」と一歩踏み出せない
最後にこのようなシーンを想定してお話を進めていきます。
- これから転職活動をしようとしている
- 決定的な理由はなく「どこに行っても同じでは? 」と疑問を持っている
- 誰かにネガティブなことを言われたわけではない
あなたの市場価値を把握しよう
まず自分自身がどの立ち位置にいるかを把握しておくと、その後の活動がスムーズになります。
とはいえ「自分で自分の立ち位置なんて分かるはずがない」のも事実。
なぜなら、ほとんどの場合は
- 今いる会社(上司)からの評価
- 何となく感じている周りからの信頼の度合い
しか実感できないからです。
それならば、第三者から判定してもらうしかありません。
転職アプリ『ミイダス』(広告)は、5分間スクロール&タップで登録することにより
- 経歴や経験・スキル情報からあなたの市場価値をデータ分析
- あなたを求める企業から直接オファーが届く
サービスです。
もし現在のあなたが実力に見合わない給料しか得られていない場合でも、本来もらえるべき金額を埋め合わせた給料アップが期待できます。
ハローワークではなく転職サイト・転職エージェントを利用すべき理由
転職活動をする方法はいくつもあります。
中でも「ハローワーク」「転職サイト」「転職エージェント」は代表的なもの。
しかしパッと見ではさほど変わらないようにも思えるこれらも、おすすめのレベルは大きく変わります。
結論としては
- 転職サイト
- 転職エージェント
を利用してください。
ハローワークとの違いは
- 採用にかけることができる金銭的な余裕の違い
- それに伴い人材をどのように考えているかの違いが生じる(財産? 使い捨て?)
- 最終的に給料は職場環境の違いにも現れる
などの項目です。
端的に言ってハローワークは「採用側にとって無料で使えるがゆえに、採用を安く済ませたい会社が集まってくる」のが大問題なのです。
そのような問題を避け、あなたの正当な評価と給料を実現するためにできる行動をぜひスタートしてください。
完璧な会社はないから「今よりはマシ」でOK〜まずは行動〜
転職関連の話題については、相当の覚悟と高い意識を求める意見が見られます。
確かにキャリアプランがしっかりしている方が転職活動はスムーズになるでしょう。
ただ、それでは「今の苦痛から逃れるための転職」がすべて否定されてしまいます。
人間として最低限の生活をするために
- 仕事の量と質にあまりにも見合わない給料
- 人間の尊厳が守られない劣悪な環境
にいる場合は「今よりはマシ」な会社に行くための転職活動も肯定されるべきでしょう。
「どこに行っても同じ」は本当なの?・まとめ
まとめ
転職前に上司(or経営者)から「どこに行っても同じ」と言われた場合
- 上司(or経営者)からの「どこに行っても同じ」は完全無視してOK
- 転職経験ゼロ上司の「どこに行っても同じ」に根拠なし
- 「どこに行っても同じ」は上司の都合で言っているにすぎない
転職先の会社に入社目前だが「どこに行っても同じではないか」と不安になっている場合
- 転職先の内定が出たのは「あなたを必要とするからこそ」
- 転職のために行動したことが既に財産
- それでも不安なら準備するしかない
これから転職活動をしたいが「どこに行っても同じでは? 」と一歩踏み出せない場合
- まずはあなたの市場価値を把握しよう
- ハローワークではなく転職サイト・転職エージェントを利用すべき理由
- 完璧な会社はないから「今よりはマシ」でOK
日本中にある会社が「どこに行っても同じ」なわけがありません。
しかし何からの理由で洗脳状態になってしまうと、そんなトンデモ理論も信じてしまう結果になりかねません。
今一度本文を読んでいただき、冷静になって次のステップに進んでください。
それではまた別の記事でお会いしましょう。
(※↓記事が「役に立った」「使えそう」と思っていただけたら、各種SNSでシェアをぜひ! 運営者の励みになります)