言葉と行動が一致しない人を信用できない時の考え方【現行不一致】

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国家試験の勉強に挫折した“資格崩れ”から立ち直り、経理を筆頭に事務仕事を複数経験した男性。女性の多い職場で立ち回って(?)きました。仕事術・挫折からの復活・その他の分野について、複数のブログを運営中。

言葉と行動が一致しない人が発する言葉は、どんなに素晴らしい内容であっても反発を持たれがちです。

 

政治家や有名人によるこの手の発言が“ブーメラン”と揶揄されるのは、代表的な形態でしょう。

学校の教師や会社の上司に対して、内心ムカついたことがあるのも珍しいことではありません。

本記事では、このギャップがどのように私たちの感情や人間関係に影響を与えるかを探ってきます。

(※目次の項目をクリックすると、その箇所をすぐに読めます)

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言葉と行動が一致しない人を信用できない理由

信頼は人間関係の基礎です。

しかし「言葉と行動が一致しない」人を信頼するのは難しいこと。

このギャップは単なるイライラの原因にとどまらず、深い不信感へとつながります。

言っていることと やっていることが違う人を信用できないのは、以下の内容を理由としています。

言っていることに納得感がない(「お前が言うな」)

多くの人が経験するであろう瞬間、それは「お前が言うな」と感じた時です。

特に、誠実性や倫理観に関する話題を持ち出すにもかかわらず、その人が不誠実であればツッコミの一つも入れたくなるでしょう。

この種の矛盾は、相手の言葉への疑念を抱かせ、それが信用不足を生む原因となります。

特に その人がリーダーであったり影響力のある立場の場合、言行不一致は深刻な影響を及ぼす可能性があります。

言っていることが“正しい”ことは、むしろ不快感マックス

たとえ言っているが正しくても、それを誰が言うかが重要です。

正義の言葉も、行動が伴わない人から聞くと皮肉な響きを持ちます。

これは特に、道徳や倫理に関するアドバイスを説く人物が、自らの行動でそれを示せていない場合に明白です。

このような人物からの指摘やアドバイスは、正当性を欠き、聞く側に不快感を与えるだけです。

相手との関係性によっては指摘しにくいことのフラストレーション

「言っていることと、やっていることが違う」ことを指摘するのは難しいものです。

特に上司といった、自分にとって“上”の立場の人物がこのパターンに陥ると、その指摘はより困難になります。

そうした状況でのフラストレーションは、ストレスや職場での緊張を高め、最終的には仕事のパフォーマンスや人間関係に悪影響を与えることになります。

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言葉と行動が一致しない人を信用できない時の考え方

「言葉と行動が一致しない人を信用できない」のは人間の感情として自然なものです。

さらに、一度失われた信頼は、よほどのことがない限り戻らないといってもいいでしょう。

とはいえ、そのような人の言動にこちらがイライラし続けるのは癪ですね。

そのような状況においては、少し視点を変えてみると、多少はイライラもマシなものになります。

人は変わらないのだから「何を言っているか」に目を向ける

人はそう簡単には変わりません。

ですから、言行不一致であることの指摘はできるだけ避け「何を言っているか」に注目してあげましょう。

言葉は安く、時には意図的に誤解を招くように使われることもありますが、行動はより誠実な自己表現となり得ます。

言葉だけに頼るのではなく、一貫した行動を重視することが信用を育む鍵です。

「人に嫌われてまで“いいこと”を言ってくれている」ことにする

それでも「やっぱり こいつの言動はムカつく」こともあるでしょう。

そんな時は「人に嫌われてまで“いいこと”を言ってくれている」ことにしてしまいましょう。

言動不一致の背後にある心理を見抜く

「言葉と行動が一致しない」という表現の背後には、しばしば深い心理的な理由が存在します。

それは、自己保護のメカニズムであったり、内面的な葛藤や不安定さの現れであることもあります。

これらの心理を見抜き、理解することは、その人との信頼関係を築くためのまた別のアプローチとなります。

言葉だけではなく、その背後にある動機や心理に注目することで、人との深い絆を育むことが可能になります。

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言葉と行動が一致しない人を信用できない時の考え方・まとめ

まとめ

●言葉と行動が一致しない人を信用できない理由

  • 言っていることに納得感がない(「お前が言うな」)
  • 言っていることが“正しい”ことは、むしろ不快感マックス
  • 相手との関係性によっては指摘しにくいことのフラストレーション

●言葉と行動が一致しない人を信用できない時の考え方

  • 人は変わらないのだから「何を言っているか」に目を向ける
  • 「人に嫌われてまで“いいこと”を言ってくれている」ことにする
  • 言動不一致の背後にある心理を見抜く

この記事を読んで、言葉と行動が一致しない人々に対する理解が深まり、信用と信頼の重要性について考える機会を得ていただけたなら幸いです。

提案された対処法や考え方が、皆さんが直面するかもしれない同様の状況を乗り越える助けとなり、より信頼できる関係性を築くための基盤となることを願っています。

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