会社に不信感を感じるあなたへ

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国家試験の勉強に挫折した“資格崩れ”から立ち直り、経理を筆頭に事務仕事を複数経験した男性。女性の多い職場で立ち回って(?)きました。仕事術・挫折からの復活・その他の分野について、複数のブログを運営中。

会社に対して不信感を抱いたことはありますか。

上司や会社の方針に疑問を感じ、自分の職場や仕事に対してやりがいや希望を見失ってしまった経験は、長く会社員をしていると、どうしても起きてしまいがちです。

そんな時、どうすればいいのでしょうか。

会社に不信感を抱いた時の対処法や、見限るか残るかの決断の境界線について考えてみましょう。

(※目次の項目をクリックすると、その箇所をすぐに読めます)

会社に不信感を抱く原因

上司や会社上層部の言動が信頼できない

会社で働く上で、上司や会社上層部の言動に疑問を感じることがあるかもしれません。

目の前の仕事に関する指示や方針が、理由の説明もなくコロコロ変わったり約束が守られなかったりすると、信頼できなくなります。

また、社員が抱える問題や意見に対して、無視されたり聞き流されたりすることも不信感を生む代表的な原因です。

現場に対する無理解と蔑ろにした対応(現場軽視)

会社の上層部から出される方針が、現場の実態やニーズとかけ離れている場合、社員は無力感を抱くことがあります。

人気ドラマ「踊る大捜査線」のセリフ「事件は会議室で起きてるんじゃない! 現場で起きてるんだ! 」が多くの人の共感を集め、今だに各種媒体で引用されるのは、いかに多くの人が似たような経験をしているのかを物語っています。

現場の声を無視して、業務改善や生産性向上のための指示や改革を押し付けることも、不信感を生む原因です。

また、社員の負担やストレスを無視し、健康被害を招くような対応がある場合、不信感を強めることになります。

実態とかけ離れた外部向けアピール・都合の良い「全社一丸」メッセージ

外部からのイメージアップを図るための広報戦略や、大規模なプロジェクトの発表時には、全社員が一丸となって取り組んでいるようなメッセージが発信されることがあります。

しかし、そのようなメッセージと実態がかけ離れていた場合、社員は虚偽を感じ、不信感を抱くことになります。

会社に対する不信感が深刻化した際の影響

会社に対する不信感が深まってしまうと、それが自分に悪影響を及ぼすことがあります。

「どうせ方針は変わるのだから」と指示通りの行動をしなくなる

上司からの指示に従わずに自分の判断で行動することがあります。

会社に不信感を抱いていると、会社の方針や上司の指示に従うことに対して、疑問や不信感が生じることがあります。

そのため、「どうせ方針は変わるのだから」と考え、指示通りに行動しないことがあるかもしれません。

しかし、自分の判断で行動することが、会社や上司からの信頼を失う原因にもなるため、慎重に判断する必要があります。

あらゆる社内外向けのメッセージを冷ややかに見るようになる

会社に対する不信感が深まると、会社が発信するメッセージにも疑いの目を向けるようになります。

社内外に向けた広報やアピールにも、「実際は全然違うのに、よく言うよ」とシラけてしまい、自分自身のモチベーションや周囲の人々との関係性に悪影響を及ぼす可能性があります。

どんな事象に対しても「上司が悪い」「会社が悪い」の思考になる

会社に不信感を抱いてしまった場合、その原因を探ることが大切です。

自分自身の意識や行動が、相互に不信感を深めてしまっていることもあります。

自分自身の改善に取り組むことで、不信感を解消し、より良い環境で働くことができるようになるかもしれません。

それでも、不信感が深刻化していると、どのような事象に対しても「上司が悪い」「会社が悪い」と態度が硬化してしまうことがあります。

会社に対する不信感が深刻化した際の対処法

会社に対する不信感が深刻化してしまった場合、どのような対処法があるのでしょうか。

改善に向けた行動をする

一つの方向性として、改善に向けた行動をすることが考えられます。

会社に対する不信感の原因が、上司や会社上層部の言動が信頼できない、現場に対する無理解と蔑ろにした対応、実態とかけ離れた外部向けアピール・都合の良い「全社一丸」メッセージなど、会社の中にある場合は、まずは直接的な改善策を模索する必要があります。

会社を見限る

改善策が見出せない場合は、残念ながら会社を見限ることも選択肢の一つです。

会社に不信感を抱いていると、業務に対するモチベーションも下がってしまい、精神的にも負荷がかかります。自分自身のためにも、会社を見限って転職をすることも検討してみるべきかもしれません。

会社を肯定も否定もせず、自分自身にできることをやる

ほとんどの人が、自分自身の言動について本音とタテマエを持っているものです。

それは会社組織も同様ですから、社員が会社に対して不信感を持つのは“当たり前”くらいの意識でいるのも一つの考え方です。

ですから、会社が方針をコロコロ変えようが、社内外に実態と合っていないキラキラメッセージを発していようが、それを気にしないで自分の仕事をまっとうする。

このように、会社を肯定も否定もせず自分自身にできることをやるのも対処法の一つとなります。

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