職場を見限るか残るかの境界線は? 〜決断後のあり方解説つき〜

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国家試験の勉強に挫折した“資格崩れ”から立ち直り、経理を筆頭に事務仕事を複数経験した男性。女性の多い職場で立ち回って(?)きました。仕事術・挫折からの復活・その他の分野について、複数のブログを運営中。

「会社を見限るか残るか」という決断は、人生の中でも大きな岐路の一つです。

現在の職場での働き方に疑問を感じている方もいらっしゃるでしょう。

しかし、一方で「転職するにはまだ早いのではないか」「結局辞めても同じことの繰り返しなのではないか」と悩んでいる方もいるのではないでしょうか。

本記事では、職場を見限るか残るかの境界線について考えていきます。

(※目次の項目をクリックすると、その箇所をすぐに読めます)

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会社を見限るか残るかの知っておくべき視点

 今後改善があるか否か・変化できるか否か

現在の職場での環境に不満がある場合、まずは会社が改善できる余地があるかどうかを見極めることが重要です。

職場全体の雰囲気が悪い、上司とのコミュニケーションが上手くいかない、業務内容が自分のスキルに合わないなど、改善可能な要因がある場合は、まずは上司や同僚とのコミュニケーションを図ることが大切です。

自分が抱える不満や要望を上司や人事担当者に正直に伝え、改善に向けた提言をすることが、改善の第一歩になるでしょう。

また、会社側も社員がストレスを感じない環境づくりに積極的に取り組むことが大切です。

自分が仕事に求めること・キャリアプラン

職場を見限るかどうかを判断する上で、自分自身が仕事に求めることやキャリアプランを把握することが大切です。

自分自身がやりたいことや興味のある分野、将来的にどうなりたいかを考え、今の職場でそれが実現できるのかどうかを判断する必要があります。

もし、自分の希望や目標と職場が合わない場合、他の職場を探すことを考える必要があるかもしれません。

入社時・内定時の初心を思い出した時にどう感じるか

入社時・内定時は仕事をするモチベーションとしては最高の状態です。

ただ、「◯◯のチャレンジしたい」「仕事を精一杯頑張ろう」といった思いも徐々に薄れ、会社・上司に対して不満が渦巻いてきます。

会社を見限るか否かを考えた時、モチベーションが最高だった時のことを思い出してみても「それは、しょせんやる気があった時の話でしょ」と冷静になるばかりであれば、もはや今の勤め先でやることはないのかもしれません。

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こんな時、人は会社を見限る

会社を見限る決定的な瞬間には、様々な要素が関係しています。

心が折れる出来事があった時や、この会社で仕事をしていても意味がない、虚しいだけと感じる時は、自分のやりがいやモチベーションが低下している可能性があります。

また、上司や同僚とのコミュニケーション不足や人間関係のトラブルが発生した場合、ストレスや不満がたまり、会社を見限る可能性もあります。

その他にも、仕事内容ややりたいことに合わない職務、給与、福利厚生面での不満、将来性のないキャリアプラン等も、会社を見限る原因になることがあります。

心が折れる出来事があった時

仕事において、トラブルや失敗があると心が折れる出来事となることがあります。

例えば、プレッシャーのかかるプロジェクトで失敗した、上司からの厳しい指導を受けた、同僚との人間関係にトラブルがあった、などです。

 

ただ、意外と「大変なことがあった」事象そのものは決定的な要因とはなりにくい面があります。

 

それよりも、「苦労して仕上げた仕事に対する評価が、重箱の隅をつつくダメ出しだけだった」「自分の大変さを分かっていない上司が仕事内容を軽視してくる」といった内容です。

ねぎらいの一言があれば救われる場面で、その大切さを理解していない上司は多くいることでしょう。

 

すなわち、「こんなところで頑張っても意味がない」要素が職場を見限る決定的な理由になるのです。

 

この会社で仕事をしていても意味がない、虚しいだけと感じる時

自分のやりがいやモチベーションが低下し、やりたいことや自分のスキルや能力を活かせない仕事をしている場合、会社で働くことが虚しいだけで、将来性がないと感じることがあります。

このような場合は、転職することを考える人も多く、会社を見限る可能性があります。

給料、福利厚生面での不満その他

その他にも、給与や福利厚生の面での不満、将来性のないキャリアプラン、ストレスや負担が大きすぎる職務内容、上司や同僚とのコミュニケーション不足や人間関係のトラブル、適正に合わない職務なども、会社を見限る原因になることがあります。

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会社を見限るか残るかの決断時・決断後の考え方とあり方

会社を見限る決断をする際には、以下の点を考慮することが大切です。

「あの時の決断は最善の選択だった」と決める

会社を見限る決断をした場合でも、自分がその決断をする前に、必要な情報収集や自己分析、将来のキャリアプランの立て方など、できる限りの準備をしてから決断することが重要です。

そして、決断後は後悔しないように、自分自身が最善と思える決断をしたという自信を持ち、前に進んでいくことが大切です。

会社を見限るのであれば、転職のために迷わず動く

会社を見限る場合は、次にどうするか早めに決断することが重要です。転職する場合は、現在の会社でのスキルや経験を活かせる、次のキャリアステップへのつながりが見込める職場を探すことが重要です。

また、転職先の選定にあたり、自分自身が求める環境や待遇、業界の傾向や自分自身がどのような仕事が向いているのかということを考えた上で、決定することが望ましいです。

会社を見限るか否か考えた原因を突き止めて解消に動く・改善する

逆に、会社に残ると決めた場合は、会社を見限るかどうかを考えた原因を突き止め、それを解消することで改善に向けて動くことも大切です。

会社に不満がある場合は、上司や同僚とのコミュニケーションを改善することや、職場環境の改善を求めることもできます。

また、自分自身がスキルアップを目指し、新しいことに挑戦することで、やりがいを見出すこともできます。

職場を見限るか残るかの境界線は?・関連論点

職場を見限って辞める際に責任感の問題にされた

人が会社に残るか辞めるかの決断は当然本人に委ねられています。

それにもかかわらず、「勤め上げるのが当たり前」の価値観に染まった人から責任感のなさを責められることがあります。

それは、辞める人にとって筋違いの話ですので、気にする必要はありません。

 

 

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職場を見限るか残るかの境界線は?・まとめ

職場を見限るか残るかの境界線は曖昧なものですが、自分自身が求めるキャリアプランや自己実現のために必要な要素を考慮することが重要です。

また、問題がある場合には、改善のために自分自身が行動することが必要です。

職場を見限ることが適切な場合には、転職を選択することもありますが、その際には自分が目指すキャリアプランに近い職場を探すことが大切です。

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