会社が嫌になった時の現実的な向き合い方

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国家試験の勉強に挫折した“資格崩れ”から立ち直り、経理を筆頭に事務仕事を複数経験した男性。女性の多い職場で立ち回って(?)きました。仕事術・挫折からの復活・その他の分野について、複数のブログを運営中。

「会社が嫌になった」経験は、社会人であれば一度はあるのではないでしょうか。

その背後には何があるのかを深掘りしてみると、思わぬ発見があるかもしれません。

本記事では、これまでは嫌でなかったことからの変化も含め、会社が嫌になる代表的な原因を考察していきます。

あなた自分の気持ちを整理し、今後のアクションに役立ててください。

(※目次の項目をクリックすると、その箇所をすぐに読めます)

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会社が嫌になった時の代表的な原因

会社が嫌になる原因は、会社勤めをしている以上、似たようなところに収束していくものです。

代表的なものを紹介します。

会社内における人間関係

まずは、会社内における人間関係です。

職場での人間関係が思うように築けず孤立してしまったり、パワハラやいじめが原因で嫌気がさした場合もあります。

 

仕事の内容が好きでも、人間関係が上手くいかないと会社に行くのが辛くなることは間違いありません。

 

給料・待遇面の不満、自身に対する評価の低さ

続いて、給料や待遇面の不満、そして自分自身に対する評価の低さです。

以下の点で、仕事の成果に見合っていないと感じることが続くと、それは会社が嫌になる原因となります。

  • 仕事の成果に対する評価が適正でない
  • 頑張りが報われない・ねぎらいの言葉がない
  • 昇進・昇給のチャンスがない

その他会社にかかわる環境面の要素

最後に、その他会社にかかわる環境面の要素です。

人間関係や待遇面より優先度が落ちることが多いものの、気持ちよく働くために重要であることは確かです。

  • 通勤時間が長い
  • 休日が不定期でプライベートが充実しない
  • オフィス環境が劣悪

これらを筆頭に、働く環境が悪いと長く勤めること自体が困難になります。

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会社が嫌に「なった」こと特有の現象

今まではそうでもなかったにもかかわらず、ある時期から会社が嫌になった場合、何らかの(悪い)きっかけが隠れています。

上司が変わったことによる状況悪化

社内の人間関係は一定でなく、上司や同僚の変動で大きく変わることがあります。

新たにやってきた上司がとんでもない人間だった、信頼していた同僚が退職してしまったなど、新たな環境に適応できず、従来の業務に支障をきたすこともあります。

その結果、会社が嫌に「なった」と感じることも少なくありません。

仕事の慣れや時間経過に伴って「見えてきてしまった」

初めて入った会社や部署は新鮮で、日々が充実しているものです。

 

しかし、時間が経つにつれて新鮮さがなくなったことで、あるいは業務の習熟とともに会社の問題点や自分の立ち位置が見えてくることもあります。

 

その結果、「会社が嫌だ」という感情が生まれることも少なくありません。

環境そのものが変わったわけではなくても、あなた自身が冷静になってきたがゆえに、嫌な部分が「見えてきてしまった」のです。

会社に対して不信感を抱く原因となった「決定的な出来事」

最後に、会社に対して不信感を抱く原因となる「決定的な出来事」が起こった場合、会社が嫌になる原因となります。

これは、会社の方針や行為が自身の価値観と大きく異なるときに生じます。

例えば以下のようなものです。

  • 困難な仕事への理不尽な評価
  • 不可解な人事異動・リストラ
  • 違法行為やグレーな行為などの不適切な企業行動

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会社が嫌になった時の考え方

「会社が嫌になった」と思った時、その感情に流されず、理性的に考えることが重要です。

状況を冷静に分析し、自分自身の感情や期待値について考え直すことで、次の一歩を見つけることができるでしょう。

会社が嫌になった要因に関して改善の余地があるか

「会社が嫌だ」と思ったら、まずその要因をはっきりさせてみましょう。

それが具体的な事象や人間関係ならば、改善の余地があるかを考えてみてください。

 

例えば、「とんでもない上司」を例にしても以下の1と2では状況が大きく異なります。

  1. 社長一族が圧倒的な権力を持つ会社で、比較的若い親族が上司になった
    →状況がすぐに変わることは期待しにくい
  2. 頻繁に人事異動が行われる会社で新任の上司が来た or 定年退職が近い人が上司としてやってきた
    →ある程度ガマンすれば状況が変わる可能性が高い

「会社が嫌」なのか「仕事が嫌」なのかを分けて検討する

「会社が嫌だ」と感じているその感情、本当の原因は「会社そのもの」なのか、それとも「仕事内容」なのか。

あるいは人間関係の問題なのか。

それぞれを分けて考えることで、具体的な解決策が見えてくるはずです。

会社に対する期待値が高すぎではなかったか冷静に振り返る

人はどこかで期待を持たずにはいられません。

それは仕事に対する期待も同じです。

しかし、時には現実と期待が大きくかけ離れてしまい、そのギャップから不満が生まれることもあります。

自身の期待値が高すぎていなかったか、冷静に振り返ってみてください。

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会社が嫌になった時の現実的な向き合い方・まとめ

まとめ

●会社が嫌になった時の代表的な原因

会社内における人間関係、給料・待遇面の不満、自身に対する評価の低さ、その他会社にかかわる環境面の要素

●会社が嫌に「なった」こと特有の現象

  • 上司が変わったことによる状況悪化
  • 仕事の慣れや時間経過に伴って「見えてきてしまった」
  • 会社に対して不信感を抱く原因となった「決定的な出来事」

●会社が嫌になった時の考え方

  • 会社が嫌になった要因に関して改善の余地があるか
  • 「会社が嫌」なのか「仕事が嫌」なのかを分けて検討する
  • 会社に対する期待値が高すぎではなかったか冷静に振り返る

会社が嫌になった時の考え方について紹介してきました。

ひたすらガマンするでもなく、即転職活動を始めるでもなく、一度冷静に状況を分析した上で今度のアクションを決定することをおすすめします。

それではまた別の記事でお会いしましょう。

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