採用面接で緊張を味方につけるシンプルな考え方
何歳になっても採用面接は緊張するものです。
特に、新卒時の就活や20代での転職はその緊張感は強くなる傾向があります。
それをゼロにすることはできませんし、する必要もありません。
ただ、緊張でガチガチになってしまい、伝えたいことをまったく伝えられなかった事態は避けたいところ。
ここでは、あなたが実力を最大限発揮するための考え方を紹介します。
目次
会社がこちらを見極めようとしている、あなたも会社を見極めようとしている
採用時の面接は、基本的に「会社側が応募してきた人を見極める」性格を持っています。
ただ、同時に応募した側も会社の顔として出てきた面接官を通じて会社を見極める性格もあるわけです。
今後、少子高齢化によって若い求職者が減ってくることを考えれば、常時“売り手市場”になることも考えられます。
そうなれば、応募したあなたが会社を見極めようとしている性格がさらに強くなるでしょう。
ただ、やたらと強気ばかりなのも考えもの。
お互い、対等の立場で面接に臨み、誠実な姿勢でいたいものですね。
採用されるかどうかは“縁”と“ポジション”しだい
就活をしていると、どうしても「優秀な人が採用される」と思ってしまいがちです。
しかし、世の中を見れば決してそんなことはありません。
すなわち、採用は「“縁”と“ポジション”しだい」の面があるのですね。
イメージとして分かりやすいのはプロ野球の「ドラフト会議」です。
どんなに実力のある“その年の超目玉選手”でも、全球団が指名をするわけではありません。
球団の戦力状況や他球団の動向など、様々な要因がからんでいるわけです。
仮に、あなたが採用にならなかったとしても、その理由は基本的に分からないのです。
ですから、不採用通知がくるたびに、いちいち「自分は社会から必要とされていない」と落ち込むのは時間のムダと断言します。
失敗してもどうせ面接官は“二度と会わない人”
よほど狭い業界で仕事をするわけでなければ、「面接で失敗した時の面接官と今後一緒に仕事をする可能性」は限りなくゼロに近くなります。
変な受け答えをしたりヘマをしたりと、面接には失敗がつきもの。
もしかすると、あなたはその時の失敗と面接官の顔をふと思い出し、叫びたくなるような衝動に駆られるかもしれません。
しかし、あなたが思い浮かべた面接官はすぐにあなたのことを忘れます。
失敗しても、どうせ面接官は“二度と会わない人”と開き直って堂々と続きの受け答えをしたり、次の面接の備えるなど、未来志向で行動をしましょう。
採用面接で緊張を味方につけるシンプルな考え方・まとめ
ここまで、採用面接で緊張を味方につけるシンプルな考え方として、その内容を紹介しました。
- 会社がこちらを見極めようとしている、あなたも会社を見極めようとしいる
- 採用されるかどうかは“縁”と“ポジション”しだい
- 失敗してもどうせ面接官は“二度と会わない人”
「変わりはいくらでもいる」と言われ、圧倒的な買い手市場を知っている立場からすると、書いていて羨ましいと思ってしまう内容が並びました。
ぜひ、堂々と、かつ謙虚な姿勢で面接に臨んでほしいです。
あなたの成功を祈っています。
それではまた別の記事でお会いしましょう。