仕事のミスを報告するのが怖い心理と乗り越え方

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国家試験の勉強に挫折した“資格崩れ”から立ち直り、経理を筆頭に事務仕事を複数経験した男性。女性の多い職場で立ち回って(?)きました。仕事術・挫折からの復活・その他の分野について、複数のブログを運営中。

あなたは仕事でミスをした時、その瞬間に報告しますか?

それとも自分で解決しようとしますか?

「ミスをした」という事実は、誰しもが憂鬱な気持ちにさせるものです。

しかし、ミスの報告を後回しにしたり、避けてしまうと、結果的にはより大きな問題を引き起こすこともあるのです。

この記事では、仕事でのミス報告の重要性と、それを行う際の心理的な葛藤について掘り下げていきます。

(※目次の項目をクリックすると、その箇所をすぐに読めます)

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ミスを報告する際の葛藤と報告しなかった場合の結末

仕事中にミスを犯した際、直ちに報告すべきなのは理解していても、実際にそれを行うのはなかなか難しいものです。

心の中でさまざまな葛藤が生じ、それが報告行為を妨げることも少なくありません。

ミスを報告せずに自分で解決できるのでは? の悪魔のささやき

ミスを自分で解決しようとする衝動は、「できれば誰にも知られずに済ませたい」と考えることから生じます。

しかしその結果、最終的により大きなトラブルとなって降り掛かることがあります。

自己解決のプロセスが長引き、問題が深刻化する前に上司や同僚と共有することの重要性を理解しましょう。

ミスを報告するのは憂鬱なので明日にしたい

ミスを認めることは心理的に困難なことです。

その結果、報告を後回しにする傾向があります。

ただ、「ミスを報告するのは明日にしよう」と毎日思ってしまい、ズルズルと先延ばしをするとどうなるか。

時間が経つにつれて問題が大きくなり、解決が難しくなるのはありがちな結末です。

ミスを報告して怒られる未来が嫌でしかない

ミスを報告するときの最大の恐怖は、上司を筆頭にした関係者からの非難や罰です。

とはいえ、すぐに報告することで、実は大したことがなく上司があっさりと問題を解決する未来もあり得ます。

しかし、報告が遅れることでリカバリーが難しい事態になった場合。

当初予想していたより強い叱責や非難を受ける結果になることも想定されます。

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ミスを報告するのが怖い心理をどう乗り越えるか

ミスを報告することは一見困難なことのように思えますが、それを克服する方法は存在します。

具体的な解決策として、以下に3つの考え方を提供します。

これらを取り入れることで、ミス報告に対する抵抗感を減らし、より成熟した対応を可能にします。

上司がどのようなリアクションをしようと「それは上司の問題」

上司があなたのミス報告にどのように反応するかは、あなたの責任範囲外です。

自分がミスをしたときに真摯に対応し、報告することが大切です。

上司の反応は、その上司の管理能力やリーダーシップによるもの。

そこを理解すれば、報告することへの恐怖が軽減されます。

ミスの責任は個人にも会社組織にもある

ミスは個人のミスだけでなく、時には組織全体のミスとも言えます。

仕事のプロセス、環境、コミュニケーションの不備など、ミスを引き起こす要素は個人だけにとどまりません。

この視点から見れば、自身のミスは自分だけの問題ではなく、組織全体で向き合うべき課題です。

少しでも“ラク”になるには早め言うしかない

ミスを早めに報告することで、自身の精神的ストレスを軽減できます。

報告を遅らせることで起こり得るリスクを考えれば、早期報告はリスク管理の観点からも重要です。

自分自身の心の平穏を保つためにも、早めのミス報告を心掛けましょう。

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仕事のミスを報告するのが怖い心理と乗り越え方・まとめ

多くの人にとって、仕事のミスを報告しなければならないシーンは嫌なものです。

その時の起こる可能性が高い葛藤とともに、最後は勇気を持って早めに報告するしかないことをお伝えしました。

あなた自身が早くラクになるためにも、どうかこの心理的ハードルを乗り越えてください。

それではまた別の記事でお会いしましょう。

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