西暦・和暦が混在することによる生産性低下の問題を考える
どうも。
ジドウ( @jidou_jimu )です。
平成が終わるタイミングにおいて、ある表記について話題になったことがありました。
各種書類における西暦と和暦の取り扱いです。
特に、カレンダー業界などは対応に苦慮しているようですね。
特定の業界に限らず、わたしたちが生活する中で日付を読み書きする機会はたくさんあります。
そんな中、和暦と西暦が混在していることによるデメリットに注目が集まりました。
今回は、そんな和暦と西暦の問題を考えていきます。
(※目次の項目をクリックすると、その箇所をすぐに読めます)
目次
和暦と西暦が並存することによる生産性の低下
和暦と西暦が並存することで、「二択」「記載誤り」「読み間違い」「誤認識」といった問題が生じます。
仕事であれば単純に“生産性の低下”です。
ムダ以外の何物でもありません。
西暦・和暦の記載方法確認の手間
各種書類を記載(入力)する際、「(空欄)年(空欄)月(空欄)日」という書き方がされている場合。
このような時、西暦と和暦のどちらで記載しますか?
元号を追加で入れるのも変なので、西暦で書こうとするも…。
ぱっと見で書類の文章中に元号の文字が見えると躊躇してしまいます。
書き直しのことを考えると、最終的には確認せざるを得ません。
西暦・和暦の誤りによるやり直し(書き直し)の手間
「どちらでもいい」で済めば問題ないものの、目の前にいる担当者が変なこだわりを持っていた場合、突き返されるおそれがあります。
よほどの暇人でない限り、この程度のことで揉めたくはありませんよね。
そうなると、このやり取りとやり直し(書き直し)の手間は面倒でも逃れることができません。
西暦・和暦の読み替え・読み間違い
各種の書類が和暦で書かれている場合、西暦に変換して考える場面があります。
しかも、遡る日付によっては元号をまたぐことにもなります。
仕事の資料において「西暦・和暦の早見表(対応表)」を使ったことはありませんか?
わざわざこのような資料を片手に仕事をしなければいけないことにもムダを感じずにはいられません。
和暦の権威を守る方法はいくらでもある
何かと和暦にこだわる人の主張として和暦の権威にこだわる向きがあります。
文書から和暦が消えることで、ないがしろにされていると感じるのでしょうか?
ただ、和暦の権威を守る方法はいくらでもあります。
要は、生活する人が混乱する場面では並存を避け、併記できる場面ではいくらでも併記(もしくは和暦のみ)にすればよいのです。
- カレンダーの和暦表記
- 新聞の和暦表記
- ニュース番組の和暦表記(冒頭のテロップ)
- 賞状の和暦表記
などが当てはまります。
西暦・和暦が並存することによる生産性低下の問題を考える・まとめ
西暦と和暦が並存することによる問題点と解決策をお伝えしてきました。
特に、平成の終了後においては明示する期間によって3元号をまたぐことになりかねません。
一つ一つは小さなことでも、社会全体では大きな生産性の低下。
そろそろこのようなムダはなくなってほしいものです。
それではまた別の記事でお会いしましょう。
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