AI(人工知能)と人事との関係は? 活用と評価制度を考える

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国家試験の勉強に挫折した“資格崩れ”から立ち直り、経理を筆頭に事務仕事を複数経験した男性。女性の多い職場で立ち回って(?)きました。仕事術・挫折からの復活・その他の分野について、複数のブログを運営中。

どうも。

ジドウ( @jidou_jimu )です。

AI(人工知能)を多方面で活用する流れが急速に広がる中で、人事についても話題が出る時代となりました。

 

その活用に関しては

  • 前向きに捉える考え方
  • 懐疑的な考え方

のそれぞれが混在し、まだどちらが大勢とまでは言えないようです。

 

そんな中でも、かなり精度の高く期待できる分野とそうでない分野があり、一つ一つ考察を進めるのは有益でしょう。

関連書籍で主張される考え方ともすり合わせながら、AIと人事について紹介してきます。

(※目次の項目をクリックすると、その箇所をすぐに読めます)

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AIと人事について導入が進むと予想される分野

まず、かなり高い精度で活用でき、AIが人事業務を担うであろう分野から紹介します。

特に、社員が多くなる企業では一人一人にまで目が行き届かないところ、AIであればカバーが期待できるのが強みです。

社員のストレスチェックと健康管理

社員のストレスチェックと健康管理について。

これまでは、年に一回の健康診断といくつかの質問に答えるアンケートが主な内容でした。

ただ、リアルタイムでの追い詰められている社員を把握するには不十分。

やはり、職場環境や勤怠の状況なども踏まえたトータルのケアが現代のストレス社会では必要でしょう。

デリケートな個人情報について管理を厳重にする限り、社員個人にとってメリットは大きいものといえます。

退職者・休職者予測とアラート管理

社員の健康管理については、これを社員の離職防止に活用する動きもあります。

すなわち、退職者・休職者予測とアラート管理です。

マンパワーの不足による倒産すらある時代、限られた人的資源を大切にすることは必須の対処項目になりました。

そんな中で、根性論に頼らずに社員の危機を事前に察知することができれば、企業にとってもメリットがあります。

取り返しのつかない事態になる前に、労働状況を見直す、休暇を取得させるといった策を講じるのは、決してやりすぎではありません。

新卒・中途の採用選考

新卒・中途の採用選考について、AIの導入が進んでいます。

特に、新卒採用については多くの応募者から必要になる人を効率的に選考する必要があります。

最終決定をどうするかの議論はともかく、応募者の絞り込みレベルであれば、比較的導入のハードルは低いでしょう。

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AIと人事について導入に差が出ると予想される分野

ズバリ「社員の評価制度」については、導入に差がつくでしょう。

確かに、人の評価による「えこひいき」はAIには存在しないようにも思えますし、合理的な制度かもしれません。

仮に従前よりプラスの評価があれば文句は出ないでしょう。

 

しかし以前よりマイナスの評価になっても、納得感を持って受け入れることができるでしょうか?

 

人間は論理だけでは納得ができません。

感情的な部分に関して、どうしても摩擦が起きる可能性を持っています。

より詳しく、難しい理由を考察していきます。

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社員の評価制度にAIを活用することが難しい理由

AIの能力について、「全自動」「完璧な仕事をこなす魔法のツール」のように捉える向きもあります。

ただ、それは誤った認識です。

その理由は、すなわち社員の評価制度に使うことへの懸念にもつながりますので、同時に見ていきましょう。

データの不完全性と学習の困難さ

AIは、データを放り込めば望む回答(解答)が出てくるブラックボックスではありません。

事前に「学習」をする必要があります。

 

すなわち

  • どんな取り組みから結果を出し、それが組織としての成果に結びつくのか?
  • その成果をどのように個人の評価に反映させるのか?

を学習させることが必須事項です。

 

営業部門のように、数字として成果を可視化しやすい分野はまだいいでしょう。

しかし、そうでない分野はどうでしょうか。

現状維持と再生産

100歩譲って、そこそこの精度で「学習」ができたとしましょう。

 

ただ、次の関門として「現状維持と再生産」という問題を持っています。

 

すなわち、「AIの求める理想像」を個人に求めてしまい、企業価値の最大化と相反する結果になる危険性をはらんでいます。

評価される社員の納得感

またまた100歩譲って、個人にも組織にも配慮した評価制度をAIによって確立したと仮定しましょう。

最後の関門となるのは「評価される社員の納得感」です。

かつて、古い日本的企業からの脱却を象徴する制度として「成果主義」がもてはやされました。

ただ、この成果主義についても懐疑的な見方が後を絶ちません。

今もてはやされているAIについても、ニュースのネタとしてなら面白いと感じます。

では、実際に自分が評価される立場になって、それを素直に受け入れられるかといえば話は別。

よほど評価が上がった人を除き、釈然としないものが残るはずです。

それは、人間が論理より感情で動く生物だから。

まだ「縁がなかった」で済ます余地がある採用選考とは異なり、すでにいる人の評価はそれほど難しいことです。

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人の評価に関する仕事は「なくなる仕事」のトップ集団になる…?

ここまで紹介してきたことをクリアすることができれば、たとえ人の評価に関する仕事についてもAIによってなくなる仕事に挙げられてくるでしょう。

 

一方で、なんだかんだ言って人による評価をすることに会社全体にとっての合理性があれば、長く人が担う仕事として残っていくことが予想されます。

 

今あなたが勤めている会社においてはどうでしょうか。

一度考えてみるのも面白いかもしれません。

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AIと人事との関係は? 活用と評価制度を考える・まとめ

AI(人工知能)と人事との関係について考えてきました。

いずれにせよ働く人間にできることは、会社への貢献と個人の成長を両立しながら幸せなキャリアを歩むこと。

できることなら評価するのが人であろうとAIであろうと「良くやっている」と思わせるような活躍をしたいものです。

それではまた別の記事でお会いしましょう。

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