【公認会計士】監査はつまらないが、独立する自信はないシニアスタッフのあなたへ

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国家試験の勉強に挫折した“資格崩れ”から立ち直り、経理を筆頭に事務仕事を複数経験した男性。女性の多い職場で立ち回って(?)きました。仕事術・挫折からの復活・その他の分野について、複数のブログを運営中。

どうも。

ジドウ( @jidou_jimu )です。

わたしは某大学の商学部で学び

  • 友人知人に公認会計士・税理士が複数いる
  • 自分自身も上場企業の経理部に所属し監査を受ける立場だった

ことから、公認会計士の仕事について見聞きしてきました。

司法試験と並び、最難関の資格として君臨する公認会計士。

 

しかし、いざ合格してみると「こんなはずではなかった」と感じることも多いよう。

 

そこでうまく“軌道修正”ができるか、あるいは監査を仕事として割り切って生きていくかといった分かれ道は、監査法人に入って5〜7年(環境によって幅もあり)ほどの「シニアスタッフ」時代に来る様です。

今回は、そんな公認会計士の働き方について考察していきます。

 

なお、文中には友人知人の公認会計士に複数登場してもらいました。

 

(※目次の項目をクリックすると、その箇所をすぐに読めます)

公認会計士はつらいよ!!

一般に社会的な地位は高く、受け取る給料(報酬)の点からも「勝ち組」と言える公認会計士。

しかし、その背後には公認会計士ならではの辛さが潜んでいます。

つまらない監査という仕事

公認会計士の友人に聞いた話と、実際に監査を受ける立場で感じた印象が一致する点が

監査の仕事はつまらない

です。

どうしても他人の仕事をチェックする点で、何かを生み出すものでも(後述するように)喜ばれるものでもありません。

しかも、近年は仕事の定型化が進みチェックリストを潰していく作業に膨大な時間を取られることから、スタッフ層の不満も大きくなっているようです。

喜ばれない・感謝されない監査という仕事

監査を受けていてあからさまにイヤそうな顔をする経理パーソンは(大人として)少ないでしょう。

 

しかし、経理部門の仕事が一番忙しい時期に資料の依頼や質問をすることから、どうしても

監査の仕事を頑張れば頑張るほど「お客」からは嫌がられる・迷惑がられる

のは避けられません。

 

もちろん、公認会計士が社会的な使命を持って仕事をしているのは分かります。

とはいえ、一般的に「明日、〇〇の調査があります。ご協力を」と言われて、「やったー! 精一杯調査に協力するぞー! 」となる人はなかなかいないですよね(笑)。

監査にもそのような面があるわけです。

社会的に報われない・理不尽な監査という仕事

会計関連の資格として最難関と言われる公認会計士。

ただ、その地位の高さと比例するかのような( ? )社会的に報われないレベルと理不尽さのレベルも併せ持っています。

企業の粉飾決算が明るみに出た時、マスコミは嬉々として監査法人や公認会計士を叩きます。

その中には、まるで「公認会計士がすべての不正を暴く責任を負っている」かの様な報道の仕方もあり、さすがに酷いなと思わされることも。

普段はニュースで見聞きすることのない公認会計士の仕事は、悪いことがあった時ばかりフォーカスされる点で理不尽だと言えるでしょう。

公認会計士としてどのようなキャリアを歩んでいくのか?

公認会計士としてのキャリアは、「監査法人に残るか独立するか」の時代に比べると多様になりました。

その点について、一般企業への転職を題材に見ていきます。

つぶしが効くようで効かない「豊富な監査の経験」

いわゆる法定監査と呼ばれる分野は、公認会計士の独占業務です。

それ自体は特に問題ないものの、長年どっぷりと浸かり昇進も順調に進むと、今度は身の振り方について足かせとなることもあります。

一般企業にしてみれば、監査法人でマネージャー以上の職にあった公認会計士に対して「経理の現場で汗をかいてもらう」ことはさすがに難しい。

必然的にマネジメントを担ってもらうことになるでしょう。

すると、「経理の経験をする」ためには、ある程度の年齢で監査法人から(たとえ一時期のみであっても)離れる必要があります。

そもそも公認会計士試験を受験した目的は? 〜独立・人生の保険〜

ここで、そもそも公認会計士を目指す人の動機について考えてみましょう。

もちろん様々あるでしょうが、代表的なものとして

  • 手に職をつけてプロフェッショナルとして働きたい
  • 将来的に独立して一国一城の主としてやっていきたい
  • 難関資格と呼ばれる分野に挑戦し自分の力を試したい

といった内容が挙げられるでしょう。

 

さらに、あまり表に出る機会はないものの、このような動機も。

 

それは

自分に自信がないので国家資格を「保険」として取得し、どうにかやっていきたい

というものです。

 

そうなると、監査法人という強固な組織で働き続けるのもキャリアの筆頭になるのでしょうが、ここでも問題があります。

「偉くなってしまうと、逮捕の憂き目に逢う」おそれが現実問題として浮上することです。

それを確実に避けるには「監査法人を辞める」しかありません。

しかし、公認会計士を目指した動機が「保険」になると、行き場に困るジレンマが。

やはり、ここでも一般企業に行くのが選択肢として浮上します。

独立して成功した公認会計士の“ハンパない営業力”と圧倒的な自信

友人知人の公認会計士の中でも、特に成功したと感じる友人がいます。

いやらしくも、時々Googleで検索をして活躍の様子を見ることがあります。

本業での活躍、それに伴い実現したビジネスセミナー講師としての活躍など、それはそれは輝かしいものです。

その流れで別の公認会計士のインタビュー記事を読んでみることもありました。

そこで思うことは、公認会計士が独立してバンバン仕事を取ってくるような場合、「どんな仕事でもやっていけるだろうなぁ」と感じる人ばかりなのです。

 

具体的には

  • 本人の資質や経験
  • 情報やチャンスがもたらされる環境と人脈
  • チャンスをものにする行動力

といった要素を高いレベルで兼ね備えているのが特徴と言えるでしょう。

独立する際は、監査法人の看板がない状態で「営業力のあるスーパーマン」たちと“ガチンコ勝負”していくことは念頭に入れた方がよさそうです。

公認会計士が監査以外の道で生きるには〜シニアスタッフが分かれ道〜

監査の道で生きていくのだと決めて、監査法人で出世を目指すのは一つの“王道”です。

ただ、もし監査をつまらないと感じていて、他の道を考えているのならそのタイミングが重要になってきます。

事業会社の経理部門に転職、その他プロフェッショナルとしての道

大学時代に試験勉強をスタートしそのまま合格することができた場合、新卒あるいは数年の“浪人生活”後、監査法人に入ることになります。

もちろん、知識としては最高レベルにあるものの、「経理業務」そのものを経験しているわけではありません。

その意味で、財務諸表を作る側を一度体験すべく、一般企業に転職するケースがあります。

監査法人は公認会計士の“出戻り”に寛容だから動きやすい

公認会計士が一般企業に転職した場合、その後に考えられる道は次のものが一般的です。

  • 監査法人と一般企業の経験を活かし、独立する
  • 一般企業の経験を、監査法人に“出戻り”することで次なる監査の仕事に還元する
  • そのまま一般企業に残りスペシャリストとしての道を歩む

いずれの道も公認会計士の資格をフル活用したもので、監査法人が“出戻り”に寛容なことからチャレンジしやすい側面があります。

もし、あなたがチャレンジを希望しているものの、チャンスはあまりないと感じているようであれば、積極的に情報収集する必要があるでしょう。

しかし、「情報収集=(一般的な)転職サイト」と考えてしまうと、落とし穴にはまることがあります。

と、いうのも…。

公認会計士専門の転職サイトで転職活動ができる

一般的な転職サイトを利用して経理・財務関連の求人を見ているとこのような文言を見かけることがあります。

歓迎要件:公認会計士・税理士の資格保有者

企業サイドとしては嘘偽りなくそう思っているのでしょうが、何とも失礼な話です。

基本的には経理・財務の経験を3〜5年ほど求めるレベルの求人でありながら、「あわよくば最高レベルの有資格者を」というのは何とも不誠実な姿勢と言わざるを得ません。

せっかく公認会計士の資格を持っているのに、相応の対応がされない危険性が「落とし穴」の正体。

 

その点、公認会計士に特化した転職サイト・エージェントであれば、企業サイドもその前提で人材を求めるので安心です。

 

代表的な存在である「マイナビ会計士」は公認会計士専門の転職支援サービス。

 

無料転職サポートの登録は3分で終わりますので、まずは次の公式サイトへどうぞ。

 

監査はつまらないが、独立する自信はないシニアスタッフのあなたへ・まとめ

公認会計士の仕事の中でも、監査は独占業務かつ社会的な存在意義も大きいものです。

とはいえ、人生の満足度を高めるために他の道を探るのも場合によっては必要になります。

 

経理・財務部門のメンバーにとって、専門家が近くにいることによる心強さはすごいものです。

 

キャリアのあり方として、一般企業などの選択肢も視野に入れてはいかかでしょうか。

それではまた別の記事でお会いしましょう。

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