「なぜあの会社があんなダサいマーケティングを? 」に答えましょう

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国家試験の勉強に挫折した“資格崩れ”から立ち直り、経理を筆頭に事務仕事を複数経験した男性。女性の多い職場で立ち回って(?)きました。仕事術・挫折からの復活・その他の分野について、複数のブログを運営中。

いわゆる大企業の広告で、「何でこんなにダサいことをやっているんだろう? 」と感じたことはありませんか?

確かに、「ダサかっこいい」という話題性を狙って意図的にダサいことをやっていることもあるでしょう。

それでも、「やっぱりこれはないよなぁ…」と多くの人が感想を持ってしまうようなものもあります。

ただ、一度でも会社で働いたことがあり意思決定の現場を直接・間接に見たことのある人であれば、その内幕も何となく見えてくるものです。

今回は、そんな不合理な意思決定の現場について考えてきましょう。

会社は周りから見るほど合理的ではない

会社組織という言葉があるように、大企業であるほど意思決定には多くのプロセスが必要になります。

例えば、稟議書といった役員の押印がずらっと並んだ意思決定の書類もありますね。

それがセンスのある現場担当者さんから上がってきたアイデアであれば問題ないでしょう。

ただ、そのアイデアが採用されるかといえば、そうとは限りません。

いわゆる“ターゲット層”とは年齢も性別も、その他ありとあらゆるバックグラウンドが異なる経営者が、決定直前にひっくり返したりします。

会社トップによる「鶴の一声」は今後も続く

気になる会社の「有価証券報告書」を「EDINET」(エディネット)で調べてみると分かりますが、大企業であっても創業家の一族が長く支配している場合も多々あります。

ありがちなのが、創業者が高齢になり会長職に退き、その息子が二代目社長として会社トップにいるような体制ですね。

そのような会社の意思決定のど真ん中にいるような人の「鶴の一声」を、誰が覆すことができるでしょうか? (いいえ、誰もできません)

周りを固めた「イエスマン」の人たちが「さすが会長」「さすが社長」と盛り上げているのがありありと目に浮かんできます。

さらに、アイデアを潰すだけならまだしも( ? )、誰かのアイデアに触発されて突拍子もないことをぶち上げるのも“あるある”。

ほとんどの場合、物事の背景を無視して表面的な概念をパクるだけです。

そのため、客観的に見れば絶望的な成果物が日の目にさらされる事態が後を絶ちません。

「なぜあの会社があんなダサいマーケティングを? 」に答えましょう・まとめ

ここまで、会社の中心にいる人たちによる「鶴の一声」によってダサいマーケティングをしてしまう様子を紹介しました。

何かインターネットなどで話題になる事象があれば、ぜひ今回の話を思い出してみてください。

それではまた別の記事でお会いしましょう。

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