偉そうな人の特徴と心理+職場での対処法(接し方・マインド)
様々な人が一緒に働く職場の中でも、多くの人が嫌だなと感じる属性として
偉そうな人
の存在が挙げられます。
「何でこんなに偉そうなされないといけなんだ」と不満に思う気持ちは非常によくわかります。
そのような人について、その特徴と心理を知った上で対処法を考えてきましょう。
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目次
偉そうな人の特徴と心理
心理カウンセラーの笹氣健治氏が、マイナビウーマンで解説した『偉そうな人の心理とは? イライラしないための対処法』によると、偉そうな人に共通した心理として「不安定な自己評価」があります。
その上で、このような人の分類として
- 尊大な態度
- 自慢げな態度
- 高飛車(横柄)な態度
の3パターンが挙げられています。
尊大な態度の人
まずは尊大な態度の人について。
「常に自分は称賛されて当然と思っている」「客観的な実力に比べて過剰に優秀な自己評価を持っている」といった特徴があります。
自慢げな態度の人
続いて、自慢げな態度の人です。
「過去の栄光についての自慢話が多い」人はよくあるパターンといえるでしょう。
またその話か、と感じつつ、会社内での立場上それが指摘しにくいのも不満の定番です。
高飛車(横柄)な態度の人
最後に、高飛車(横柄)な態度の人です。
いわゆる、人を「アゴで使う」のがこのパターン。
それに対して従うのが当然とばかりの態度なので、反感を買いやすいのが特徴です。
偉そうな人への職場での対処法(接し方・マインド)
偉そうな人への職場での接し方とマインドを紹介します。
偉そうな人に対する職場での接し方
偉そうな人に対する職場での接し方としては、相手の性格や仕事での関わり方に応じて、以下のような対応を試してみてください。
- 仕事上必要な場面以外は極力関わらないようにする
- 話に付き合ってあげる“フリ”をする
- 本心とは関係なく相手を“ヨイショ”してあげる
- スルーできない言動には拒絶の姿勢を示す
偉そうな人を「かわいそうな人」「病気療養中の人」の目で見る
「自分を称賛してほしい」「優秀な人と思われたい」といった思いは、程度の差はあれ多くの人が持っているものです。
ただ、それが以上なレベルに達した偉そうな人については「自己愛性人格障害」の可能性があります。
もはや自己愛の程度が異常なものであり、「かわいそうな人」あるいは「病気療養中の人」なのです。
確かに、病気かどうかを素人が判断して「あなたは病気です」と本人に指摘するのは問題があるでしょう。
しかし、現実問題として偉そうな人の態度に迷惑を被っている。
ですから、あなた自身の精神衛生上、心の中でジャッジして「病気なら仕方ない」と考えるのは自由といえます。
偉そうな人の話が実害をもたらすかどうかで判断する
偉そうな人を変えることは困難です。
それならば、どのような対応するかについて、自分自身に“実害”があるか否かを判断基準とするのは合理的です。
すなわち、偉そうな人の態度そのものを問題視するのではなく、その先を考えましょう。
- 実害がない→スルーする・話を聞く“フリ”をする
- 話をされたことについて、実害がある→業務の上で不都合があれば「拒絶する」「相談し対応を依頼する」
アルバイト先で見た偉そうな人・偉そうにする必要がない人
学生時代のアルバイト先での体験を紹介します。
ある日、普段はいない「本社の偉い人」が来ることになりました。
そこで見たのは、「とにかく偉そうな人」。
職場の店長とどのような話をしていたのかは聞くことができなかったものの、とにかく対応に苦慮しているのは遠目に見ても分かりました。
そして後日、「本社のもっと偉い人」が来ることになりました。
しかも、当日は前回と同じく出勤日。
「この間の偉そうな人よりもっと酷いのが来るのか…」とかなり憂鬱になっていました。
ただ、それは杞憂に終わります。
当日やってきたのは柔らかな物腰の紳士。
特に誰も嫌な思いをすることなく視察が終わったのです。
その時、当時は学生で世の中のことを分かっていないなりに感じたのは
本当に偉い人は偉そうにする必要がない
ことでした。
以前来たのが「中途半端に偉いため、自分を大きく見せる」必要があったのですね。
もちろん、会社の環境によっては例外もあるでしょう。
ただ、「偉そうにする必要の有無」については、「その人の置かれた環境」「周りからの評価」と相まって、偉そうになるかどうかのキーポイントになりそうです。
偉そうな人の特徴と心理+職場での対処法・まとめ
偉そうな人の特徴と心理を紹介した上で、このような人についての対処法をお伝えしてきました。
具体的な接し方と、おすすめのマインドを組み合わせていくと、かなりの効果が期待できます。
それではまた別の記事でお会いしましょう。
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