仕事をしても否定ばかりでやる気がなくなった時の考え方

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国家試験の勉強に挫折した“資格崩れ”から立ち直り、経理を筆頭に事務仕事を複数経験した男性。女性の多い職場で立ち回って(?)きました。仕事術・挫折からの復活・その他の分野について、複数のブログを運営中。

日々の会社における生活の中で

  • ちゃんと仕事をしても褒められることはない
  • ダメな時だけ色々言われる

と感じることはありませんか?

 

確かに褒められる機会は少なく、ダメ出しばっかりでうんざりするのは嫌なものです。

 

しかし単なる否定と捉えがちなダメ出しも、仕事をする上で避けては通れないステップであることも。

 

そんな「否定」あるいは「否定ではないが、そう受け止めてしまう」時の対処法をお伝えします。

(※目次の項目をクリックすると、その箇所をすぐに読めます)

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成果物に対するフィードバック(アドバイス)を自分への攻撃と感じていないか?

あなたが否定されていると感じる時、実はそうでない場合があります。

代表的なパターンを見ていきましょう。

仕事上必要なフィードバック(アドバイス)は存在する

社外に見せるため提出する各種資料は、一人で完結することはなく、通常はチェックが入ります。

その際に修正が必要な箇所はフィードバックとして伝えられるわけです。

その内容を次回の仕事で改善することができれば、もう指摘はされないでしょう。

仕事上必要なフィードバック(アドバイス)と個人は分離しよう

そんな時、人によっては資料に対するフィードバックではなく

  • 個人攻撃
  • 自分への否定

と感じてしまうことがあります。

 

しかし仕事上必要なフィードバックとあなたの人間性は完全に別物。

改善のための指摘をしてくれている、と理解しましょう。

過剰な自己否定と被害妄想のバカバカしさ

特に自分自身に自信がない時、そのつど傷ついてしまうようなことがあります。

何かと「言い方がキツい人」からのフィードバックならなおさら。

積もり積もって過剰な自己否定と被害妄想を起こさないよう気をつけてください。

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明らかな個人否定と個人攻撃がある場合はどうする?

時には仕事のフィードバックに

  • 明らかな個人否定
  • 激しい個人攻撃

が紛れていることがあります。

 

そんな時は、攻撃の程度に応じて対策をしなければなりません。

「ハラスメント対策窓口への報告」「上司又は信頼できる人への相談」「自分でやり返す」「異動の申請」などできることをやっていく必要があります。

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会議の特殊環境における否定にはどう対処する?

普段の環境とは違う場面として「会議」が挙げられます。

そう、「あなたが勇気を出して発言した意見を否定してくる人」ですね。

このような場面ではどのように対処すべきなのでしょうか。

なかなか「そのまま意見を通す」のは難しい

まずは前提として「そのまま意見を通す」のは難しいことを知っておく必要があります。

 

なぜなら

  • 意見をそのまま通してしまうと決済者としての威厳が失われる
  • 何か否定をしないと仕事をしていないような気がする

と信じている人がいるから。

 

とにかく「自分が何らかのケチをつけることで改善した実績」がないと生きていけないのです。

上司・役員の立場を考えて「全部を最初に出さない」ようにする

このような意見の否定について、まず対策として考えられるのが「全部を最初に出さない」ようにすることです。

 

すなわちプレゼンテーションの段階では、あえて「ツッコミどころ」を残してあげます。

 

その後に出てくる質問やダメ出しに対して的確に答えることで、あなたの意見がより強固になるのが期待できるでしょう。

上司・役員も自らの発言によって自己満足していますから、その後もスムーズに進みます。

上司・役員の立場を考えて「複数の提案」で欲求を充たす

次に「複数の提案」をする解決法を紹介します。

 

あらかじめ

  • 本命のA案
  • ツッコミどころを残したB案

を用意しプレゼンテーションをする方法です。

 

上司・役員に選択権を持たせることで、欲求を充たす賢いやり方といえるでしょう。

ただ複数の提案をした場合、なぜかツッコミどころがあるB案が採用される可能性もあります。

そんなモヤモヤした状況があり得ることを念頭に置いた上で、機会があればチャレンジしてみてください。

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攻防一体の対策「代替案・改善策を提示してください」

会議における否定など、「後出しジャンケン」の方が一見有利に見えるシーンがあります。

ケチをつけるばかりで後は知らない、の姿勢があまりにもひどい人間と日常的に接しなければいけない場合。

 

うまく使えそうな状況を見計らって「代替案」「改善策」の提示を求めてみてください。

 

単に否定するだけの人であれば、あなたより高いレベルのアイデアなど到底出すことができないでしょう。

「否定ばかりでやる気がなくなった」の関連論点

仕事の結果が否定ばかりであることは、同時に「褒められない」ことにもつながっています。

今回の内容とセットで読んでいただくことで、より論点の理解も深まるでしょう。

少し違った視点からの解説もぜひご覧ください。

仕事で褒められないのは当然のことなのか

仕事をしても否定ばかりでやる気がなくなった時の考え方・まとめ

まとめ

●成果物に対するフィードバック(アドバイス)を自分への攻撃と感じていないか?

  • 仕事上必要なフィードバック(アドバイス)は存在する
  • 仕事上必要なフィードバック(アドバイス)と個人は分離しよう
  • 過剰な自己否定と被害妄想のバカバカしさ

●明らかな個人否定と個人攻撃がある場合はどうする?
→程度に応じた対策を実施しよう

●会議の特殊環境における否定にはどう対処する?

  • なかなか「そのまま意見を通す」のは難しい
  • 上司・役員の立場を考えて「全部を最初に出さない」ようにする
  • 上司・役員の立場を考えて「複数の提案」で欲求を充たす

●攻防一体の対策「代替案・改善策を提示してください」

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