「休日に心身が休まらない」への処方箋【オンとオフの切り替え】
土日祝日といった休日にもかかわらず「常に仕事のことが頭から離れず、休んだ気がしない」状態になったことはありませんか?
特に憂鬱になりがちな日曜日の夜のみならず、常に週明けを気にしながらブルーになるのは辛いものです。
これを解消していくためには
- 気持ちの面でオン・オフを上手く切り替える
- 休日を楽しむための仕組みを作る
というマインドと行動の両面から対処すると効果的です。
ここでは、その処方箋としていくつもの対処法をお伝えします。
ぜひ使えそうなものから試してみてください。
(※目次の項目をクリックすると、その箇所をすぐに読めます)
目次
「休日に心身が休まらない」根本的な原因
ます、「休日に心身が休まらない」根本的な原因から紹介していきます。
ここを特定することで、対処法ついて効果の高いものが見えてきますので、当てはまるものを探ってみましょう。
自分に対して厳しすぎる・仕事に対してマジメすぎる
まず、性格上どうしても仕事を優先してしまうマジメさです。
それは仕事に対して誠実に向き合っていることでもあり、一概に否定されるものではありません。
しかし、365日の脳内をほとんどを仕事のことでいっぱいにすることは、心身ともに疲れてしまうことの原因にもなります。
休日にやることがなく、心身のリフレッシュができていない
平日はどうしても自宅と会社の往復になりがちな人が多いでしょう。
それに加え、休日はやることがない状態で何となくテレビを見ているような生活になると、いよいよリフレッシュの機会がなくなってきます。
会社(部門)のルール(慣習)上、オンとオフの切り替えができない仕組みになっている
次のような会社(部門)のルールや慣習があると、休みの日も気持ちが「仕事モード」になりがちです。
それは
- 会社携帯(スマホ)を持たされ、休日もチェックすることを要求されている
- LINEグループが設定され、強制的に参加させられる
といったもの。
このような状態では、切り替えうんぬんではなく仕組み上やむをえないといえます。
「休日に心身が休まらない」本当の対処法(マインド)
いよいよ、具体的な対処法を紹介していきます。
仕事とオンオフに関しては「切り替えなんて自由に出来れば苦労しないよ」と思える精神論になってしまいがち。
その点については重々承知の上で、できるだけ複合的な視点で紹介してきますのでお付き合いください。
自分自身を認めてあげるマインドへの変革〜あなたは本当によくやっている〜
最初に知っておいてほしいのは、休日にも仕事のことが頭を離れないあなたは本当によくやっているということ。
その上で
休日は仕事をする日のための準備
ではなく
と意識を変えてみましょう。
このくらいの意識変革をしない限り、「でも、明日から仕事があるし」と常に仕事第一。
放っておくと仕事のための「体調管理」だけで人生が終わってしまいます。
プラスになる言葉の力を日常生活に導入する(書籍・SNSで情報収集)
ある言葉との出会いで、人生が変わることがあります。
その出会いは、書籍であったりSNSでシェアされたものであったり様々。
普段からプラスになれる言葉を意識すると、それを収集する“アンテナ”が立ちます。
具体的には
- 名言集
- ラクになる言葉
- ホッとする考え方
がキーワードになります。
“前向きになる”などの言葉が「さらに仕事を頑張ろう」という方向になりがちな人は、注意が必要です。
気持ちをラク〜にいきましょう。
「完璧なオンオフの切り替え」を目指すことをやめる
休日は仕事のことを忘れることが自然にできればそれに越したことはありません。
一方、強い意志を持って「完璧なオンオフの切り替えをするんだ! 」と意気込んでしまうと逆効果になりかねません。
ある程度は仕事のことが思い浮かんでも問題ありませんから、可能な範囲でやっていきましょう。
「休日に心身が休まらない」本当の対処法(行動)
行動の面から「休日に心身が休まらない」に対処していきましょう。
本当の休息をして脳からリフレッシュする(運動・瞑想・スマホ断ち)
仕事がデスクワークで
- PCに向かっている時間が長い
- 運動不足を自覚している
人は特に意識してほしい内容になります。
疲れているからと自宅でダラダラしているだけでは、根本的な解決にはなりません。
その対策として必要になるのは
- デスクワークの疲れは体を動かすことによって解消する
- マインドフルネス瞑想によって脳の疲れを癒す
- スマホ断ち・パソコン断ちで目を休める
といったもの。
平日はパソコン、休日はスマホとテレビばかりでは健康に悪影響が出るのは時間の問題です。
習慣化するまでの億劫さをどうにか乗り越え、何とか生活に取り入れてみてください。
この爽快感は経験してみないと分からないので、後は行動を願うしかありません。
ある程度強制力を持たせるために、「ジムに休会する」「趣味のコミュニティに入る」といったこともおすすめです。
全力で休日を楽しみましょう。
ストレスを根本から解消するために新しいことを学ぶ
単なるリフレッシュのみではストレスを根本から解消することにはなりません。
すなわち、単に
- 休日の間はストレスから解放される
- 平日はストレスまみれになる
のサイクルが延々と続いている状態です。
これを解消するためには、新しいことを学ぶことが有効です。
気持ちを切り替えるための仕組みを取り入れる(自分へのメール他)
まず気持ちから入ろうとすると、「休日を楽しみたい→どうしてもできない」のループにハマってしまうことがあります。
そのような時は、仕組みを作ることでリフレッシュする体制を整えてしまいましょう。
まず、カンタンかつ効果的なものは
するテクニックです。
休日ふとした時に「月曜日はこれをやらないと」「そういえば〇〇の予定もあった」と考え出し心配すると会社のことで頭がいっぱいになります。
そんな時は、その内容を自分宛にメールしましょう。
メールチェックは定期的に行うでしょうから、あとは忘れてしまっても大丈夫になるわけです。
人に相談する、社内・社外でカウンセリングを受ける
守秘義務等の信頼が置ける状態であれば、社内のカウンセリング体制が整っていれば、それを利用するのは有効です。
あるいは、自分で心療内科などの施設を探してみるのもいいでしょう。
専門家の力を借りることをタブー視せず、利用できるものは利用する姿勢は健康な生活に大切です。
【最新論点】テレワークにおけるオンオフ切り替えの方法
心身が休まらないことに関しての最新論点として、「テレワークにおけるオンオフ切り替え」の話題があります。
仕事をしている日と休日との区別がそもそもできなくなってしまうと、より症状が悪化してしまうでしょう。
心身ともにどうしようもないレベルで気が休まらないのなら転職を検討する
心身ともにどうしようもないレベルで気が休まらないのであれば、それは環境を変えるシグナルかもしれません。
今すぐにとは言わずとも、転職のための準備をして損はありません。
「休日に心身が休まらない」への処方箋【オンとオフの切り替え】・まとめ
動画版もどうぞ
まとめ
●「休日に心身が休まらない」根本的な原因
- 自分に対して厳しすぎる・仕事に対してマジメすぎる
- 休日にやることがなく、心身のリフレッシュができていない
- 会社のルール上、オンとオフの切り替えができない仕組みになっている
●「休日に心身が休まらない」本当の対処法(マインド)
- 自分自身を認めてあげるマインドへの変革〜あなたは本当によくやっている〜
- プラスになる言葉の力を日常生活に導入する(書籍・SNSで情報収集)
- 「完璧なオンオフの切り替え」を目指すことをやめる
●「休日に心身が休まらない」本当の対処法(行動)
- 本当の休息をして脳からリフレッシュする
- ストレスを根本から解消するために新しいことを学ぶ
- 気持ちを切り替えるための仕組みを取り入れる(自分へのメール他)
●社内・社外でカウンセリングを受ける
●テレワークにおけるオンオフ切り替えの方法も知っておく
●心身ともにどうしようもないレベルで気が休まらないのなら転職を検討する
今回は、「休日に心身が休まらない」人に向けてその対処法をお伝えしました。
最初にもお伝えしているように、できそうなものから試してみてください。
仕事を精一杯頑張り、リフレッシュするためにも頑張って疲れてしまうようなことになれば本末転倒です。
それではまた別の記事でお会いしましょう。
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