【営業と比較】事務仕事は楽 ?大変? メリットとデメリットの全てを教えます!

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国家試験の勉強に挫折した“資格崩れ”から立ち直り、経理を筆頭に事務仕事を複数経験した男性。女性の多い職場で立ち回って(?)きました。仕事術・挫折からの復活・その他の分野について、複数のブログを運営中。

現在、営業の仕事を頑張っているあなたにお聞きします。

「事務仕事のイメージはどんなものですか?」

ラク?つまらない?ずっとパソコンとにらめっこ?など、色々あるでしょう。

営業といった別の仕事をしている人からすれば「一日中何をやっているんだ?」と思っているかもしれませんね。

今回は、複数の会社で通算10年以上にわたり事務仕事をしてきた私が、そのメリットとデメリットをお伝えします。

あなたに適性があるかどうかについて、きっと参考になるはずです。

(※目次の項目をクリックすると、その箇所をすぐに読めます)

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事務仕事のメリット(営業との比較)

事務仕事のメリットは、営業職との比較でよく分かる部分がありますので、適時その視点を入れていきます。

あらゆる業種で共通するスキルを身に付けることができる

総務や経理の仕事で使うPC関連スキルや各種の公的な提出書類を準備するなど、あらゆる業種で共通するスキルがあります。

その会社でしか通用しない、いわゆる“ガラパゴス化”された仕事しかしていない人に比べ、転職市場の評価は高くなるでしょう。

私が経験した経理の仕事は、簿記の勉強で学んだ内容が仕事に直結している上に、業種業態が変わっても本質が変わらない点で、とても応用範囲が広いといえます。

ただ、事務仕事の中途求人では2〜3年の実務経験を要件としていることが多く、裏を返せばその時期に可能な限り「職務経歴書に書ける」仕事をしておく必要があるともいえます。

転職を視野に入れながら仕事をするのであれば、チャンスで手を挙げる積極性があるといいですね。

自分のペースで仕事がしやすい

得意先の都合に合わせることが多くなりがちな営業に比べると、自分のペースで仕事がしやすい環境です。

もちろん、締め切りがある仕事もたくさんありますが、それをどのようなペースで仕上げていくかは個人の裁量に任されることが多いです。

営業の仕事に比べれば有給や半休も取りやすい環境なのは大きなメリットといえます。

同じ場所に出勤するので生活のペースが安定する

「今日はA社、明日はB社に訪問」という仕事のやり方ではないので、生活のペースを保つことができます。

世の中にはお昼を食べるのもままならない忙しさで仕事をしている人が多い中、恵まれているといえます。

数字上のノルマがない

営業職の人には「今月の予算達成にまだ〇〇万円足りていない!」と胃が痛い思いで仕事をしている人もいるでしょう。

上司からかかってくる電話に怯えてしまうのも分かります。

事務の仕事でも、多くの場合は月末が忙しい時期となりますが、売り上げをどうこうする仕事ではないので、数字上のノルマはありません。

座って仕事ができるので体力的に楽

営業の仕事に比べて出張の機会が少ないのが事務の仕事です。

やはり全国を飛び回るのはそれを楽しいと思う人でないと体力的に厳しくなります。

その点、毎日同じ席で仕事ができるのは体力的にも楽といえます。

その分、運動不足にはなりがちですね。

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事務仕事のデメリット(営業との比較)

職場における固定された環境と人間関係

職場における固定された人間関係は、それが快適な時は言うことがないくらい素晴らしいのですが、ひとたびそれが崩れるとツライことが多くなります。

特に、固定席で隣が嫌な人だったりすると面倒ですね。

営業なら「嫌なお客さん」がいたとしても、また別のシーンがあることで救われる部分もあるでしょうが、事務仕事だとそこが難しくなります。

生活がマンネリ化しやすい

毎朝同じ電車で通勤し、同じルートで買い物をして帰る生活。

確かに、メリットにも挙げたように「生活のペースが安定する」側面はあります。

ただ、あなたがこれを苦痛と感じるようなら「マンネリ化」というデメリットになります。

給料は低くなりがち

営業の仕事に比べると、給料は低くなりがちです。

やはり収益を生み出す部門に比べると、経営層から見れば人件費を極力抑えたい部門になってしまうのでしょう。

正社員の割合も相対的に低くなり、全体としてモチベーションの低い職場もあるので注意が必要です。

さらに、その一環で業務を外部委託するようなことがあれば、即人員整理の対象になります。

身分が不安定といえるでしょう。

最近のトピックとの絡みでは、「AIによって仕事がなくなる」ことも叫ばれています。

まだAIに置き換わっていない理由が「人を使った方が安いから」と言われてしまうのは何とも悲しいことですね。

事務は完璧が当たり前で多くの場合“減点方式”

営業なら予算達成の表彰があったり報奨制度による給料への反映があります。

昇進すれば、一気に給料がアップすることも。

“加点方式”の評価が行われるのが営業です。

 

一方事務の仕事は100点満点からのスタート。

 

100万点が基準なので、ミスした時だけ指摘が入り、場合によっては怒られる“減点方式”です。

職場や仕事内容によっては「お褒めの言葉をいただく」程度のことはあるかもしれませんが、基本的には多くを望まない方が精神衛生上もいいでしょう。

また、昇進をしても営業職と比べると昇給の度合いも営業ほどではなく、責任の重さを考えると「割に合わない」となりがちです。

会社上層部と現場の板挟み

会社組織の意思決定は、多くの場合トップダウンで行われます。

特に、昔と比べてコンプライアンスの面で厳しかったり、会社上層部として社員の動向を把握しておきたいといったことが起こりえます。

すると、しばしば社員にとって“しばり”がキツイ方向に行く社内ルールの変更が命じられることも。

実際に現場の人に対応するのは管理部門で事務をしている社員であることを考えると、現場の人から文句を聞く役割をしなくてはなりません。

「別に私が決めたルールじゃないのに、なんで文句を言われなきゃいけないのよ!」となる気持ちもよーく分かります。

しかし、いちいち反論していてはキリがありません。

管理部門が下に見られる文化の会社は残念ながら多いのです。

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まとめ

事務仕事のメリットとデメリットを主に営業との比較で見てきました。

あなたに適性がありそうで、かつデメリットも受け入れることができそうであればチャレンジする価値があります。

それではまた別の記事でお会いしましょう。

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