みずほ銀行業務改善案「システム障害を忘れない」のアホさ加減
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国家試験の勉強に挫折した“資格崩れ”から立ち直り、経理を筆頭に事務仕事を複数経験した男性。女性の多い職場で立ち回って(?)きました。仕事術・挫折からの復活・その他の分野について、複数のブログを運営中。
みずほ銀行で2021年に相次いだシステム障害を受け、同行が業務改善計画案を発表しました。
その中には「本気でそれ言っているの? 」と思わせられるツッコミどころしかない内容が含まれており、ネットで話題に。
その内容を見ていきましょう。
(※目次の項目をクリックすると、その箇所をすぐに読めます)
目次
概要
まずは、明らかになった業務改善計画案の内容について触れていきます。
システムの運営・管理に関する内容
- システムの開発と保守の業務量に応じて安定稼働に必要な要員を確保する
- 現場の声を人員や予算の配分に反映させ、機動的に見直す仕組みを作る
- 持ち株会社と銀行、システム子会社の3社が情報や課題などを共有する仕組みを作り、緊密に連携する
企業風土に関する内容
- 部署や世代の垣根を越えたワーキンググループを新設して経営側と社内の課題を議論する
- 年2回、システム障害を集中的に振り返る期間を設け、当事者が語り継ぐ映像を配信する取り組みを継続する
「システム障害を忘れない」
やはり、外から見てツッコミどころとなるのは最後の内容ですね。
担当者が集められて上映されるのでしょうか。
ただ、見せられる側からすれば、「経営者層で反省してくれ」と感じるでしょうし、時間のムダ。
そもそもシステムを軽視し、人員を削減してきたのは経営者なのですから。
まともに見える改善案部分は金融庁に対するポーズのように感じるほど、自主的にやったと考えられる部分は“コレじゃない”感がすごいです。
「システム障害を忘れない」に対するネット上の声
準備中
みずほ銀行業務改善案「システム障害を忘れない」のアホさ加減・まとめ
いずれにせよ、この改善案に実効性があるか否かは、今後の動向次第です。
問題があった時だけ話題になるのは気の毒な部分もあるにせよ、多くの業界においてニュースとはそのようなものです。
それではまた別の記事でお会いしましょう。
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