目標達成の秘訣は人間の「自動操縦機能」をオンにすること|身近なツールで実現
あなたは、仕事その他の分野で目標を達成しようとしている時、どうやってそれを目指していますか?
さらに、それがうまくいっていない時、何を考えていますか?
ありがちな内容として
頑張っているのに、どうして結果が出ないんだろう?
と感じながら、成功者が何かの“裏ワザ”を使っていると疑心暗鬼になることが挙げられます。
結局、そんな“裏ワザ”はなかったものの、正しい頑張り方を導いてくれる方法というのはあるんですね。
わたしも、自分自身を実験台にしながら試行錯誤しています。
今回は、これを
と名付けて紹介していきます。
(※目次の項目をクリックすると、その箇所をすぐに読めます)
目次
目標達成・自己啓発で語られているのはこれだけ
古今東西、大御所による古典から、現代では新書といった軽めの本まで「目標達成の秘訣」や「願望(自己)実現」の情報を手に入れることができます。
これらの書籍に何冊も目を通して分かるのはこの一行。
何か実現したいことがあるのなら
ということです。
少しでも興味があって情報を集めたことがあれば、多少表現の違いこそあれ、どこかでこれを見聞きしたことがあるはずです。
ただ、言うは易く行うは難しなので、手を替え品を替えで新たな「メソッド」が出続ける状態なわけですね。
では、ある程度「頑張ることを習慣にできる人」はどうでしょうか。
- 目標を定めて紙に書いた
- 目標を達成するために行動し続けている
これらを充たしているのなら、きちんと結果に結びついても良さそうなもの。
それなのに、うまくいく時とうまくいかない時の違いが出てくるのは
にかかっていると分かってきました。
この何となくは意外と重要で、勉強やスポーツ・恋愛や就職の面接まで自己肯定感のある分野はうまくいくし、「どうせダメだろう」と薄々感じている分野はことごとくダメになる傾向があります。
これについて、あまり表には出ていないあるメンターは
と表現していました。
つまり、深層心理で予感しているわけで、いくら頑張っても心の奥底で反対のことを繰り返し思っていれば実現しない方向に突き進むわけです。
目標に向かって何となく「大丈夫」と感じながら行動できているか
それならば、
- 目標に向かって行動をする
- 目標に向かって何となく「大丈夫」と心の奥底も矛盾なく進む
ことを目指すには、繰り返し「大丈夫」とプログラミングすればいいことが分かります。
ここまで読んでいただいて、「話が怪しくなってきたな。変なセミナーでも紹介されるんだろうか? 」と思われるかもしれませんが、心配ありません。
人間の「自動操縦機能」をオンにするために使うのは、ごくごく身近なものです。
身近にあるもので潜在意識をプログラミングする
さて、ここからが実際に人間の「自動操縦機能」をオンにする方法です。
ポイントは、何度も目に触れるように目標を達成した状態を刷り込んでいくこと。
ロンドンオリンピックでボクシングの金メダリストになった村田諒太選手と奥様のエピソードはご存知でしょうか。
自宅の冷蔵庫に「オリンピックで金メダルを取れました。ありがとうございました。」と書いた紙を貼っていたのがテレビで紹介され、一躍有名になりました。
要は、これと同じことをするわけですね。
スマートフォン(スマホ)を使って目標達成をする
スマートフォン(スマホ)を使うのは、何もアプリを使うだけではありません。
一日に何度も何度も目に触れるスマホの待受画面。
これを利用しない手はありませんね。
目標達成を促す壁紙を設定し、スマホを触るたびに思い起こさせましょう。
もし、人に見られるのがイヤであれば文字ではなく写真やイラストなどのイメージも活用したいですね。
むしろ、その方がワクワクするのであれば、積極的に取り入れるのがオススメです。
続いて、アラーム機能でも同じことができます。
iPhoneであれば「アラーム」がデフォルト設定のところ、これを変更することができます。
『スマホのアラーム名を変更してサッと起きる小ワザ』を見ながら、ぜひ設定してみましょう。
各種ログインパスワードの文字列を工夫する
続いて、各種ログインパスワードの文字列です。
スマホの待受画面は、いわば視覚情報でした。
今度は、パスワードの入力という手の動きによるプログラミングです。
パソコンやスマホを使って各種のサービスを利用する際、わたしたちはパスワードを使っています。
ぜひこれも利用したい機会の一つです。
メリットは
- 視覚以外の感覚を使うことができる
- 他人から推定しにくいパスワードを自然に設定できる
ことが挙げられます。
一方で
目標を達成したり軌道修正した際に、すべてのパスワードを変更するのが面倒
というデメリットもあります。
対策としては、変更の頻度があまりないような長期的な目標を忘れない目的で使うと良いでしょう。
スマートフォン(スマホ)・iPodなどの音声再生機器でエンドレス再生
最後に、聴覚を使ったプログラミングです。
視覚情報でも使ったスマートフォン(スマホ)あるいはiPodなどの音声再生機器を使います。
ここまでの2つのやり方と違うのは、ストーリーを活用することです。
- 目標を達成するストーリーを作成する
- これを自分の声で録音する
- 日常生活の中でこれを繰り返し聴く(特に就寝時)
というプロセスで、強烈なプログラミングをすることができます。
ストーリーを作成して録音する手間があり、実行に移すハードルは高いと言えます。
ただ、本気で目標を達成したい・願望を実現させたい時のサポートとして、これ以上ない効き目を発揮してくれるはずです。
目標達成の秘訣は人間の「自動操縦機能」をオンにすること・まとめ
ここまで、目標達成の王道と人間の「自動操縦機能」をオンにする話題についてお伝えしてきました。
いずれも、最初のステップを超えることができれば、あとは繰り返し繰り返しプログラミングをしていくだけです。
そのうち、実現のために必要なヒントが浮かんだり目標を達成した様子が夢に出てきたりと、何らかの変化が出てくるでしょう。
そうなればしめたもの。
今回紹介したツールのサポートを受けながら、粘り強く行動を続ければきっと素晴らしい結果が出ます。
それではまた別の記事でお会いしましょう。