「AIは単に人手不足を補う手段ではない」の意味を考える
※本記事は準備中です。しばらくお待ちください。
どうも。
ジドウ( @jidou_jimu )です。
あらゆるメディアにおいて「AI関連のトピック」といえば
- AI活用で〇〇人の削減ができる
- AIによって近い将来△△の仕事がなくなる
- 人にしかできないことをしないと食べていけない
となっているフシがあります。
そんな中、最近では見かけることのなかった前向きな記事と出会いました。
『セコムが人材確保に見せる並々ならぬ危機感』です。
人口減少時代においても成長を続ける警備のトップランナー企業が何を考え行動しているか、とても興味深い内容でした。
今回は、この記事を土台に人間とAIの関係を考察していきます。
(※目次の項目をクリックすると、その箇所をすぐに読めます)
AIの役割・人との共存
かつて、セコムは労働集約型の企業でした。
多くの人が「警備会社」のイメージから連想するであろうガードマン(セコムの用語で「ビートエンジニア」)がサービスの根幹を担うものです。
ただ、そのような顔以外にも先進的な取り組みとして次のものが紹介されています。
(続く)
人は貸借対照表(B/S)に資産計上されない
簿記会計の仕組みとして、人材に関する内容は「給料(給与)」です。
その金額は損益計算書の「販売費及び一般管理費」として計上されます。
貸借対照表に人の価値が載ることはありません。
それもあって、長らく人を“コスト”と見るだけの企業が多数を占めていました。
そんな中、
- 自己実現をサポートする
- 競争力ある人材を確保する
といった人間味のある施策を発信するのは素晴らしいことです。
社員(求職者)が会社を選ぶ発想
少子高齢化で人が減っていく時代。
しかも、新卒入社の社員のうち3割が3年以内に会社を辞める時代です。
これまでのような「会社が社員を選んでいる(あるいは選んでやっている)」感覚では行き詰まるのは火を見るよりも明らか。
かつて、あまりにも独善的で独りよがりの社長の下で働いた経験からも間違いありません。
ある程度、いわゆる体育会系の気質を持つ人間でさえそうです。
これからの若い人は、もっと誠実で偏見が少ない人たちが多数を構成します。
そうであるなら、不誠実かつ昔ながらの偏見に満ちたトップなど願い下げですね。
この点、記事の中で印象的だったのが「もうこの会社で働くのは嫌だ」という理由で退職する人が出ないようにすること。
会社を辞める理由のトップが人間関係であることに照らせば、トップの人間性は重要です。
強面型の社長からホスピタリティ型の社長に交代したセコムの今後に注目していきます。
まとめ
準備中