シャイニングマンデーって何? 定着するかの境目はどんなこと?
次は「シャイニングマンデー」だそうです。
日曜日の夜は遊び、月曜日の午前中は休むという概念が広がるのでしょうか。
報道によると、経済産業省の主導で始めるという休日に関する施策です。
もはや書くものもなぁと感じる内容ではありますが、勤め人の一人として今の気持ちを残しておきましょう。
シャイニングマンデーとは
シャイニングマンデーは月曜日の午前中を休みにする制度です。
- 次の日の準備が気になる日曜日の夜に消費をするなど、経済の活性化になる
- 日曜日の夜に襲われる憂鬱を解消
といった狙いがあるようです。
シャイニングマンデーとプレミアムフライデー
シャイニングマンデーと聞いて真っ先に連想するのは、当然うまくいっていないプレミアムフライデーですね。
多くの人が忙しく働いている月の最終金曜日。
この日に早く帰るのが難しければ、別の日を設定しようというのは理解できる部分もあります。
シャイニングマンデーは定着するのか?
二番煎じにすらなっていない以上、全く現実的ではありません。
プレミアムフライデーは、節目節目に検証記事を読む機会があったものの、シャイニングマンデーはそれすらないまま下火になるのでは? と勤め人の一人として感じています。
シャイニングマンデーの社会的な意義
特にないでしょう。
プレミアムフライデーもシャイニングマンデーも、「この時間は仕事をするな。適当に外出して“お上”が望む方法でお金を使え」と叫ぶだけで、働いている人のためにやっているとは思えないからです。
社会の目指すべきあり方と休暇
良くも悪くも社会人の休日について“お上”のお達しによって決まるのは何とも日本的といった趣です。
一時期の流行りから言葉として定着した感のある「ワークライフバランス」も、休む日の曜日を規定されるようなものではありません。
- いわゆるブラック企業の働き方を社会が許さない方向に行くこと
- ある程度は個人裁量で働く日と休む日を決められること
- お金を落として経済社会を循環させるのが「善」であること
このような価値観がもう少し広まらないと、一部の会社で無理矢理導入されるだけになるでしょう。
わたしが死ぬ間際には「昔は最低でも8時間は会社に拘束されていたんだよ。それも週5で」と過去の話になっているといいのですか…。
それではまた別の記事でお会いしましょう。