仕事で失敗ばかり続く時の立ち直り方・乗り越え方【対処法】
仕事を続けていく上で「失敗とどのように付き合うのか」は重要です。
特に仕事で失敗ばかり続く時期はしんどいものですね。
デキる人は「失敗をしない人」ではなく「失敗から何を学び、今後に活かしていくか」を基本に、失敗について考えていきます。
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目次
仕事で失敗ばかり続く時の立ち直り方・大前提を知ろう
仕事で失敗ばかり続くことについて、マインド面・行動面の対処法を知る前に、その大前提をお伝えします。
ここであなたの悩みが晴れるようであれば、あるいは後半の情報が多すぎると感じるようであれば、この内容(大前提)のみ意識すれば問題ありません。
もちろん大前提を踏まえてその先も把握してもらうと一層の効果が期待できます。
仕事の失敗は誰でもすること・あなただけではない
大きな失敗をすると「もう終わりだ」「この会社ではやっていけない」と一人で絶望してしまうことがあります。
しかし実際のところ、ほとんどの人が大きな失敗をしています。
そう、あなたが「失敗なんてしたことないだろうなぁ」と思っている“デキる”上司や先輩も例外ではありません。
本当に怖いのは「また失敗するのでは? 」の悪循環
誰しも失敗などしたくないものです。
ただ本当に怖いのは失敗そのものではありません。
本当に怖いのは
- また失敗するのでは?
- 今度こそ成功させなければいけない
- 失敗するくらいなら何もしないほうがマシ
といった悪循環です。
まるで学生時代に「当たってほしくない問題ほど当てられる」かのごとく、「失敗したくないと強く思うほど失敗を招いてしまう」現象が起きます。
やれることをやったら開き直ってもいい
失敗が怖いと思うあまり、オドオドビクビクしている人がいます。
これもまたさらなる失敗につながる姿勢です。
これから紹介する対処法をできるだけ行った後、「何か文句あるの? 」とでも言わんばかりに開き直ってしまいましょう。
失敗が怖い時は、このくらいの開き直りでちょうどいいのです。
仕事で失敗ばかり続く時の立ち直り方(マインド)
仕事で失敗ばかり続く時、なかなか立ち直れないことはありませんか?
過剰に自分を責め、一人で抱え込んでも改善はありません。
これから紹介する内容を参考にしてもらい、早めの復活を実現してください。
仕事で失敗ばかり続いても自分を責めない
仕事に対して誠実に向かい合う人ほど、失敗した時に自分を責めてしまいがちです。
失敗を振り返って反省すべきは反省し、今後の対策に取り組めば問題ありません。
自分を責めることにより苦しみが生じるだけでなく、症状が進むことで他人の失敗を許せなくなることがあります。
自分を責めすぎることは控えた方が無難といえるでしょう。
仕事の失敗を隠さない・相談と報告をする
「また失敗してしまった」
これは自分で気がついた時に嫌なものです。
さらに上司を筆頭に周りからそう思われるのは、さらに嫌なものでしょう。
その気持ちが強くなった結果としてありがちなことが
- 失敗を隠すこと
- 相談や報告を一切しないこと
- すべて自分で何とかしようとすること
などの負のスパイラル。
これらが“もっとダメな結末”を招くことは、あちこちで見聞きする大きな失敗談が証明しています。
確かに当事者になった時に勇気を出すのは大変なことです。
しかし「今なら被害を最小限にできる」と信じて周りに助けを求めましょう。
仕事ができる先輩や同僚と比較しない・昨日までの自分と比較をする
失敗が続いた時、ついやってしまうことに自分はダメ人間だ」と卑下することが挙げられます。
そんな時、何をもってダメ人間と感じているのかといえば
- 仕事ができる先輩
- はるか先を行っている(ように見える)同僚
といった“デキル人”たちでしょう。
確かに比較対象をこのような人にすることで、自分を奮い立たせるのが得意な人もいます。
しかし多くの場合は激しく落ち込むだけ。
ですから、比較対象は「昨日までの自分」だけにするのがおすすめです。
地に足をつけて徐々に成長しているのが実感できます。
人が何と言おうとあなたのペースで進んでください。
仕事で失敗ばかり続く時の乗り越え方(対処法)
さらに具体的な「仕事の失敗を防止するための対処法」を紹介していきます。
よく言われることであり、目新しい内容ではないかもしれません。
しかし当たり前のことを再確認して実践することの重要性は、各界の一流どころが口にしていることでもあります。
仕事の振り返りと分析をする
仕事の振り返りをすることは、うまくいったこと・いかなかったことを可視化するのに役立ちます。
失敗を防ぐためには、まず仕事の状況を分かっていないと始まりません。
メモをとる・ブラッシュアップする
新しい仕事をする際や仕事中に何か気がついたことがある際には、ぜひメモをとる習慣をつけてください。
「メモなんてしなくても大丈夫だろう」と思っていたことが、実は大丈夫ではなかったのは、ありがちな失敗の原因です。
さらに仕事に慣れる中で改善ポイントや気づきがあれば
- メモをまとめ直す
- マニュアル改定の提案をする
といったことをしていきましょう。
あなただけではなく今後仕事をしていく人にとっても有益な失敗の防止策となります。
曖昧なまま突き進まない
上司や先輩が忙しそうに仕事をしていると、何となく質問をしにくいものです。
そんな時「ちょっと心配だけど、たぶん大丈夫だろう」と、内容が曖昧なまま突き進んでしまうことがあります。
その結果としてやり方が間違っていた場合、リカバリーには多くの時間と労力を使うことになりかねません。
少しと勇気と時間で防ぐことができる失敗は、ぜひ未然に食い止めてほしい項目です。
仕事の向き不向きはある・もっと輝ける場所があるかも
ご紹介してきた対処法を試そうにも
- 今日1日を乗り越えるのに精一杯
- メモをとる時間すらない
- 質問なんてできる雰囲気ではない
ことがあるかもしれません。
しかし今の環境を当たり前と思っているだけで、本来あるべき職場はもっと“まとも”です。
もしかすると「あなたがいるべきは別の場所ではないか? 」
劣悪な環境がずっと改善されないのであれば、今の職場に見切りをつけるのも一つの考え方です。
仕事で失敗ばかり続く時の立ち直り方・乗り越え方〜まとめ〜
まとめ
仕事で失敗ばかり続く時の立ち直り方・大前提
- 仕事の失敗は誰でもすること・あなただけではない
- 本当に怖いのは「また失敗するのでは? 」の悪循環
- やれることをやったら開き直ってもいい
仕事で失敗ばかり続く時の立ち直り方(マインド)
- 仕事で失敗ばかり続いても自分を責めない
- 仕事の失敗を隠さない・相談と報告をする
- 仕事ができる先輩や同僚と比較しない・昨日までの自分と比較をする
仕事で失敗ばかり続く時の乗り越え方(対処法)
- 仕事の振り返りと分析をする
- メモをとる・ブラッシュアップする
- 曖昧なまま突き進まない
仕事の向き不向きはある・もっと輝ける場所があるかも
仕事で失敗ばかり続く時期も、それを上手く乗り越えて立ち直ることで貴重な教訓となります。
その時は綺麗事に思ってしまっても、いつかそうなると信じて乗り越えていってもらうことを願っています。
それではまた別の記事でお会いしましょう。
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