【“敬老”に席を譲れ】老人会の暴走に見る職場で尊敬されない人の特徴
仙台の老人クラブが電車の席取りで16人分の座席に紙を置いていたことが話題になりました。
報道によると、ある会員が後で乗ってくる高齢の会員のために
- 席をお譲りください
- 次の駅から、敬老者が16人乗車します
などと書かれたA4サイズの紙を座席に置いたとのこと。
この話を題材に、現代社会における世代間の断絶と会社組織について考察します。
(※目次の項目をクリックすると、その箇所をすぐに読めます)
老人会による言語道断の行為を擁護するテレビ
ツイッター上で、この紙の写真がアップされ老人会への批判が沸き起こり、ホームページ上で謝罪文を掲載しています。
ただ、テレビのとあるコメンテーターは「若い人が席を譲らないから」といった主旨のコメントで擁護をしたそうです。
とんでもない話です。
高齢者の中には席を譲られて「年寄り扱いするな」と怒り出す人までいるのですから。
老人会の行為を会社組織で考える
この話題ですが、“実害”を受けた人の少なさや各種の犯罪に比べて社会への影響が小さいにもかかわらず、なぜここまで批判が起こったのでしょうか?
特に会社勤めをしている若い人は、直属の上司や筆頭に中高年層に対して不信感を持っています。
そこには、ある共通した傾向があります。
例えば、以下のようなものです。
- 独特の厚かましさ
- 自己中心的な思考
- 無条件の決めつけ(今回は“敬うべき存在”)
- 社会性の欠如
- 世代間の断絶
若い人に過大な要求はするのに、自分はそれに見合う人格を兼ね備えていない。
人に対して不信感を持つ、軽蔑の対象になりたければこのような行動でカンタンにできます。
まとめ
今回は、老人会の暴走を題材に会社組織について考察をしました。
とはいえ、人は生きてさえいればいずれは高齢者になっていくもの。
その時に下の世代から“老害”扱いされないよう、今のうちから反面教師にしたいものです。
それではまた別の記事でお会いしましょう。
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