【要対処! 】「うざい上司」の特徴を知って撃退方法を検討しよう
会社勤めをしている人にとって、上司との関係は永遠の話題であり、課題です。
社員が上司を選ぶことができない上に、仕事をする上で、直接の利害関係を持っているので避けて通ることができない。
ですから、上司がうざい時の辛さ、とてもよく分かります。
各種の質問サイトを見ても、この問題について話題がなくなることはありません。
今回は、みんなが大嫌いな「うざい上司」の特徴を紹介していきます。
なお、パターンを知った後に必要なのは、もちろんうざい上司への対処法ですね。
そちらを優先的に知りたい場合はリンク先からどうぞ。
(※目次の項目をクリックすると、その箇所をすぐに読めます)
目次
- 1 みんなが大嫌いな「うざい上司」の種類〜不快な言動編〜
- 2 みんなが大嫌いな「うざい上司」の種類〜有害な態度編〜
- 2.1 立場の使い分けだけ上手い上司
- 2.2 社内でしか通じない権威を振りかざす上司
- 2.3 社長と親戚であるだけの偉そうな上司
- 2.4 質問をあからさまに嫌がる上司
- 2.5 不機嫌がカッコいいと思っている上司
- 2.6 とにかく高圧的な上司
- 2.7 気弱な上司
- 2.8 絶望的に無能な上司
- 2.9 仕事を丸投げする上司
- 2.10 やたら細かいことを気にする・報連相にやたらうるさい上司
- 2.11 人を小バカにする上司
- 2.12 飲み会でしかコミュニケーションができない上司
- 2.13 人の意見をまったく聞かない上司
- 2.14 会議のための会議が好きな上司
- 2.15 ムリ・ムダ・ムラを生み出す上司
- 2.16 形式ばかり気にする上司
- 2.17 ルールに無頓着で自分だけが特別だと思っている上司
- 2.18 下の苦悩を理解しようとしない上司
- 2.19 ハラスメントの探りを入れてくる上司
- 2.20 成果を見ずにコストだけを見ている上司
- 2.21 いつもいないのに権限委譲をしない上司
- 3 会社の上司が大嫌い!「うざい上司」のパターン・まとめ
みんなが大嫌いな「うざい上司」の種類〜不快な言動編〜
「うざい上司」は複合的な成分で成り立っています。
ですので、場合分けしきれない部分もありますが、まずは「不快な言動」のくくりで見ていきましょう。
自分には甘く人には厳しい言行不一致の上司
トップバッターは言行不一致の上司です。
社員に対して
- 当社の社員として“あるべき姿勢”
- 社会人としては当然〜
のようなことをエラそうに語る。
他にも社内のルールやマナーについて“再徹底”などと講釈を垂れることもあるでしょう。
それに対して
「お前が一番できてねぇじゃん!」と全員が心の中で言行不一致を突っ込むのはお約束。
これが朝礼だった日には、朝からやる気がなくなってしまいますね。
信念なく言うことがコロコロ変わる上司
社長をはじめ、管理職には会社の船頭としての役割があります。
その責任に対して多額の役員報酬があるわけです。
しかし、その指示は“思いつき”。
先日と言ってることが真逆なんてことも。
特に経営環境が変わったわけでもなく言うことがコロコロ変わるのでは、信念なんてあるわけがないですね。
“後出しジャンケン”で理不尽な言動をする上司
指示をあおげば「そのくらい自分で判断しろ」、考えて行動すれば「勝手なことをするな」。
立場上、それができてしまうのが上司です。
会社で起こる理不尽の中でもよく見聞きする内容なのが悲しい。
人のやる気を奪う天才ですかね…?
ただ退社させようとするだけの号令上司
「働き方改革」「ワークライフバランス」が叫ばれる昨今、ただ退社させようとする上司は急激に増え続けています。
まず、一口に残業といってもその中身は一つではありません。
- 残業代のために昼間はダラダラし、夕方からエンジンをかけるタイプ
- 一人でやるにはキャパオーバーな仕事量を抱え、残業せざるを得ないタイプ
このような真逆の社員に対し、「時間だから帰れ」と言うだけでは、特に残業せざるを得ない立場にいる社員が不満を持つのは当たり前ですね。
「業務の改善のために、他にできることは山ほどあるだろう!?」と。
結局、持ち帰りの仕事やタイムカードをいったん切ってからの仕事など、無意味どころか有害なことに労力を使うことになります。
昔話と自慢が大好きな上司
もう成長の意思や機会もない人間の末路は、昔話と自慢。
聞かされる側の立場は無視です。
もちろん、過去のエピソードには限りがあるので、いつも同じ話ばかり。
昔話の内容は覚えていても、前にも言われたお世辞の「スゴイですね!」は忘れているようです。
わざわざ人前で叱責する上司
人前で叱責されて、「よし!次は成果が出るように頑張ろう!」となるのはブラック企業の洗脳研修くらいです。
「褒めるのは人前で、叱るのは一対一」をやるだけで信頼感も変わるはずですが…。
この手の上司は人前で恥をかかせるのが“成長”のためと本気で思っているフシがあります。
不快な言動の、ある種完成形といえるかもしれません。
なお、重要なトピックとして恥をかかされた時の対処法を書いています。
みんなが大嫌いな「うざい上司」の種類〜有害な態度編〜
会社の中では、立場が上がっていくほど影響力が大きくなります。
しかし、これを誤った使い方で台無しにしてしまう上司がウジャウジャ。
ここからは、そんな有害な態度にフォーカスして取り上げていきましょう。
立場の使い分けだけ上手い上司
上に対してはひたすら弱く、下に対してはひらすら強い。
言葉使いや態度の変わりようもひどいです。
あくまでも会社内での役職は一つの役割に過ぎません。
ですから、社内での立場が“下”だからといってぞんざいに扱っていいわけではないのです。
それにもかかわらず、立場の使い分けだけが上手い上司は、人間としては軽蔑の対象と言わざるをえません。
社内でしか通じない権威を振りかざす上司
たかが一企業の管理職であるだけで、全知全能だと思っているタイプ。
このタイプは、社内のみならず、社外でもやたらエラそうなのが特徴です。
ひどい場合は、定年退職後に加わった地域のコミュニティで周りを“部下扱い”し、大ヒンシュクを買うなんて事例も…。
社長と親戚であるだけの偉そうな上司
特に中小企業では“社長一族”が絶対的な権力を持っています。
そんな事情もあり、能力がなくても血縁だけで偉そうにし「オレの(私の)会社」という態度をとっている上司がいます。
普通はここまでで話は終わるのですが、まれに裏技(?)を使う亡者も。
すなわち、一族の誰かと結婚し親戚になってしまう人がいます。
個人的には公私ともに会社に組み込まれる地獄ですが、世の中には大丈夫な人種もいるわけですね。
質問をあからさまに嫌がる上司
教えたくないのか教えられないのか、質問を嫌がる上司もいます。
ただでさえ話しかけるタイミングに気を使っているのに、扱いがひどいとがっかりしますし、もう聞きたくないと思います。
不機嫌がカッコいいと思っている上司
斜に構えるのがカッコいいと思っているのか、はたまたよほど大変な仕事を抱えているのか、いつ見ても不機嫌な上司がいます。
不機嫌って、伝染するんですよね…。
このタイプの人は、出張で社内にいない日に存在感の大きさが分かります。
本当にみんなイキイキと働いているんです(笑)。
とにかく高圧的な上司
大きな話から小さな話をするときまで、いつも高圧的な人がいます。
不機嫌とセットのことも多々有ります。
気弱な上司
高圧的な上司とは真逆の気弱な上司。
平和な日常でしたら問題はありません。
ただ、会社で起こるピンチの場面では、頼りなく見えてしまい、周りが不安になります。
絶望的に無能な上司
何もできない。本当に何もできない。
仕事を丸投げする上司
とにかく、具体的な指示がありません。
にもかかわらず、質問を嫌がる様子だとさらに面倒ですね。
部下のやり方を尊重するタイプならまだしも、変なこだわりを持っていることがあり、「じゃあ、丸投げしないで最初から指示しろよ!」と思ってしまいます。
やたら細かいことを気にする・報連相にやたらうるさい上司
部下の行動をすべて把握していたいタイプです。
それでいて、仕事の本質には影響しない部分がやたらうるさい。
完璧主義は一人でやってほしいです。
人を小バカにする上司
人を小バカにする人って、もう滲み出てしまうんですね。
人それぞれ事情を抱えて働いているわけですが、立場とかメンツをやたら気にするのが特徴です。
少子高齢化で人員の確保が難しくなる時代、多様性を尊重しない上司の存在は、大げさではな会社の存亡に関わります。
飲み会でしかコミュニケーションができない上司
腹を割って話すのがアルコールと常にセットのタイプ。
「私はアルコールで判断能力を失わないと、コミュニケーションできません」と宣言する無能といえます。
社運をかけたプレゼンや商談を酔っ払いながら臨む人はいないですよね?
人の意見をまったく聞かない上司
表向きは「みんなの意見を反映して職場を良くする」といっても、実のところ人の意見を何も聞かない上司もいます。
それでいて、会議では張り切って「もっと意見を出せ」なんて言われようものなら「どうせ聞かないじゃん」となるのは当たり前です。
会議のための会議が好きな上司
会議のための会議とは、「ヒマ人の主催する開催すること自体が目的の会議」です。
忙しい時期のこれは、本当にイライラします。
ムリ・ムダ・ムラを生み出す上司
業務改善の柱の一つに「効率化」があります。
そのためには業務フローをシルプルにすることが必要。
にもかかわらず、特に必要性がないプロセスを増やす上司、本当にいるんです。
形式ばかり気にする上司
書類の体裁など、各種の様式ばかりを気にするのがこのタイプの上司です。
他に指摘できる部分が特になくやっていることもあるので、実はかわいそうな人なのかもしれません。
ルールに無頓着で自分だけが特別だと思っている上司
逆に、形式的な部分を無視して手続きをゴリ押しするのが、ルールに無頓着で自分だけが特別だと思っている上司。
周りの人が指摘しにくいのが分かっているのかいないのか。
いずれにせよ、卑怯で信頼感ゼロの行動なのは間違いありません。
下の苦悩を理解しようとしない上司
社長の息子でもない限り、上司という立場の人でもかつては下っ端を経験しています。
ただ、一度上に立ってしまうと下のことを考えられなくなるのがこの上司です。
ハラスメントの探りを入れてくる上司
昔と違い、各種のハラスメントはハラスメントとしてきちんと取り扱われるようになりました。
ただ、ここで登場してきたのがハラスメントの探りを入れてくる”新型”です。
一言で表現すると、予防線を張ってくるんですね。
具体的には「これってセクハラになっちゃう?」といったセリフをセクハラ発言の前後に入れるようなタイプ。
卑怯としか言いようがありません。
成果を見ずにコストだけを見ている上司
低コストで高い成果を目指すのは、会社の存続のために自然なことです。
ただ、ものには限度があります。
成果を見ずにひたすら低コストを追い求めると大げさではなく会社が潰れる原因になりかねません。
特に、システム開発のような大規模案件になると顕著です。
最初に投資を惜しんだことで「要求水準を満たさないものが完成→リカバリーのための追加投資と時間→導入の遅れ」のような“負のスパイラル”に陥るおそれがあります。
いつもいないのに権限委譲をしない上司
会社組織にいると、何かと決裁が必要になる場面が出てきます。
提出先からは早く出すよう要求されるのに、決済が必要な直属の上司は外出していることばかり。
それなら、代理を置くように手配するのがスジなのですが、それもしない。
結果、当事者の仕事が滞ることになります。
自分の仕事に取り組めばいいだけの立場ではないのですから、やることはやってほしいです。
会社の上司が大嫌い!「うざい上司」のパターン・まとめ
ここまで、「うざい上司」の特徴を紹介してきました。
ただし、これはあくまでもパターン。
これを知ることによるメリットは、せいぜい「あぁ、大変なのは自分だけじゃないんだな」と思える程度です。
ですから、その先にあるこのような上司にどう対処するかが重要になってきます。
このサイトでは、そのものズバリな内容である『大嫌いな「うざい上司」への対処法』と、もっと広く人間関係について触れた『【超実践的】職場の人間関係が限界!やるべき攻守の対処法』を準備していますので、ぜひ参考にしてみてください。
それではまた別の記事でお会いしましょう。