感謝されない仕事に嫌気がさしている時の背景と考え方
Check!!〜このような方におすすめします〜
- 仕事をしていて感謝されることがなく悲しい
- そもそも「感謝されない仕事」はあるのか疑問に思っている
普段仕事をしていて
自分のやっている仕事は誰にも感謝されることがない
と感じることはありませんか?
かといって、「もっと自分の仕事に対して感謝してほしい」と公言するのも変な感じがします。
この問題について考えていきましょう。
(※目次の項目をクリックすると、その箇所をすぐに読めます)
目次
感謝されない仕事に嫌気がさしている時の背景
感謝されない仕事に嫌気がさしている時の背景として3点紹介していきます。
100点の仕事をするのが当たり前の仕事だから
仕事をしていると、どうしても失敗やミスに対してのマイナス評価が目立ってしまいがちです。
一方で、100点の仕事をしてようやく“普通”の扱いなのが悲しいところ。
当たり前の基準が高いため、なかなか感謝されるレベルには到達しません。
仕事の特性上なかなか感謝されない分野であるから
仕事の特性上なかなか感謝されないこともあります。
一つの例として、会社における事務部門で説明していきましょう。
普段、完璧な仕事をしていても、それをもって感謝されることはほぼありません。
逆に、問い合わせがあるのは何かミスがあった時ばかりでしょう。
他の例としては、「調査」「監査」など、対象者からはどうしても面倒がられてしまいがちな仕事もあります。
実際には社会に欠かせない仕事でも、なかなかうまくいかないものですね。
普段は感謝を伝えることに恥ずかしさがあるから
一度でも会社を退職したことがある人の“あるある”に、
があります。
逆に言うと、普段いかにこの手のことを伝えるのが難しいのか、ということも意味しているわけです。
最後だからこそ言えることには、多くの場合「普段は感謝を伝えることに恥ずかしさがあるから」が理由として考えられるでしょう。
感謝されない仕事に嫌気がさしている時の考え方
感謝されない仕事に嫌気がさしている時の考え方として、複数の視点から考えていきましょう。
感謝されることを仕事のモチベーションにしない
求人広告によくある「社員へのインタビュー」欄において、次のような内容がしばしば登場します。
仕事をしていてやりがいを感じるのは「ありがとうと言われたとき」です。
このような環境にいる方であれば問題はないものの、既に解説しているように、そうではない人も世の中にはたくさんいます。
そうであれば、感謝されることを仕事のモチベーションにはしない方がいいでしょう。
期待をする分、失望が大きくなってしまいがちです。
あなたの仕事が誰のためになっているか想像する
もしあなたの仕事が直接感謝の言葉を伝えられる種類のものではなくても、きっと誰かのためになっています。
誰のためになっているかを想像してみると、少し仕事に対する考え方が違って見えてくることもあります。
自分から周りの人に感謝の言葉を伝えてみる
あなたに対して誰も感謝の言葉を伝えていない時、逆にあなたも誰かに対して感謝の言葉を伝えていないことがあります。
それなら、あなたが率先して実践するのも一つの手です。
その行動によって、周りの人が感謝の言葉を口にすることの大切さを理解してくれるかもしれません。
さらに、そのうちの一部の人は「返報性の原理」によって、あなたに対して感謝の言葉を伝えてくれることもあるでしょう。
これは、あくまでの自身の行動にフォーカスし、「お礼に誰かに感謝してもらうことを期待しない」のがコツです。
巡り巡って返ってきたらラッキーくらいの軽い気持ちでいきましょう。
感謝されない仕事に嫌気がさしている時の背景と考え方・関連論点
ここまでの内容に関連して、似た感情について解説しています。
もしかすると、以下の内容の方があなたの気持ちにしっくりくることもあるかもしれません。
気になる項目がありましたら、リンク先から解説を参照いただければと思います。
感謝されない仕事に嫌気がさしている時の背景と考え方・まとめ
まとめ
●感謝されない仕事に嫌気がさしている時の背景
- 100点の仕事をするのが当たり前の仕事だから
- 仕事の特性上なかなか感謝されない分野であるから
- 普段は感謝を伝えることに恥ずかしさがあるから
●感謝されない仕事に嫌気がさしている時の考え方
- 感謝されることを仕事のモチベーションにしない
- あなたの仕事が誰のためになっているか想像する
- 自分から周りの人に感謝の言葉を伝えてみる
感謝されない仕事に嫌気がさしている時の背景と考え方についてお伝えしてきました。
なかなか“特効薬”はない事象であるものの、今からできることはいくつもあります。
それではまた別の記事でお会いしましょう。
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