「自己PR」が書けない人向け、弱みを強みに変換するポジティブ発想法
就活、もしくは転職活動において、履歴書を書いたり面接を受けることは避けて通ることができません。
その中で、「重要なのは分かるけど、苦手」と感じている人が多いのが“自己PR”です。
自分に自信がないのか、気づいていないのか、あるいは「どうせオレor私なんて」と卑下してしまっているのか。
いずれにせよこのままではあなたの魅力をPRすることができません。
そんな時に、実はダメダメだと思っている短所が長所になると分かったらどうでしょうか?
今回は、そんな弱みを強みに変えるポジティブ発想法を紹介します。
(※目次の項目をクリックすると、その箇所をすぐに読めます)
弱みを強みに変えるポジティブ発想法
弱みを強みに変えるポジティブ発想法は、「今の私を変える!」という意気込みでポジティブになるわけではありません。
むしろあなた自身は今のまま。
単にモノの見方でポジティブに発想するというものです。それでも、決して慰めではなく、本当の魅力を発見することができるオススメの発想法と言えます。
具体的には、「短所や弱みと思っている項目→長所や強みとなる言い換えによって、実はダメな部分は良いところだった」と気づくプロセスを踏みます。イメージするのが難しければ、あなたの好きな人と嫌いな人で考えてみましょう。
例えば、好きな人の性格が「明るい」だとします。
これは、嫌いな人が同じタイプなら「うるさい」、場合によっては「空気を読まない」になることもあります。
他にも好きな人が「控えめ」「親切」「前向き」ならどうでしょうか?
嫌いな人に置き換えて考えてみてください。
逆に、嫌いな人の性格について言葉で表現した時、これを好きな人の性格ならどうなるか?を考えることもできます。
これをあなたバージョンでチャレンジしてみるのです。
すなわち、あなたが自分の短所や弱みだと自己分析している部分に着目します。 これを「ポジティブに変換したらどんな言葉になるのか? 」を紙に書き出してみてください。「長所とか強みとか、そんなもの1つもないよ」と落ち込んでいたとしても、必ず出てくるはずです。
少しでも出てくれば、後はあなたの短所や弱みと思っている数だけ置き換える“ネタ”になりますね。
必ず長所や強みが出せるポジティブ発想法関連本
それでも手が止まってしまう人は、この内容で“変換例”が紹介されている本があります。
弱みを強みに変えるポジティブ発想法の応用
ここまで、弱みを強みに変える視点でポジティブ発想法を紹介しました。
これは、自己PRに使うことができるのはもちろん、面接において応用した使い方をすることができます。
それは、「あなたの短所を教えてください」という質問です。
言葉をそのまま受け取ってしまう人にとっては「なんでこんな質問が面接の定番なんだろう?」と思ってしまうかもしれません。
しかし、定番であるからにはやはりなんらかの意味があるわけです。
それは、「単に短所を話すのではなく、それをどう表現するのか?どう前向きに捉えて仕事に活かしていくのか?」が問われているのです。
ですから、このようなシーンでもポジティブ発想法を使い「××(ネガティブ要素)だと自己分析しています。
ただ、これは〇〇(ポジティブ要素)に使うことができるので、御社の〜といった業務にフィットすると考えております」など、戦略的に使いましょう。
弱みを強みに変えるポジティブ発想法・まとめ
ここまで、「短所や弱みと思っている項目→長所や強みとなる言い換えによって、実はダメな部分は良いところだった」と気づくプロセスを踏む発想法をご紹介しました。これなら、“ダメダメな私”と思っている人ほど、たくさんの長所や強みを見つけることができます。
履歴書を見る人や面接を担当する人は、ほとんどの場合始めてあなたと出会うわけです。
せっかく先入観のない状態で見てくれるわけですから、魅力的な部分をたくさんPRしていきましょう。
それではまた別の記事でお会いしましょう。
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