職場でのプライベートな質問に答えたくない時のかわし方
職場においては仲の良い人からそうでもない人まで様々な人間関係があります。
その中で面倒なことの一つは、別に親しくない人からの「答えたくないプライベートな質問をされる」こと。
邪険にはしにくいが、聞かれるまま答えるのはイヤな状況への対処法を考えていきましょう。
(動画もあります。)
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目次
プライベートな質問をされて嫌なのはあなただけではない
まず、前提として「プライベートな質問をされて嫌なのはあなただけではない」ことを知っておいてください。
プライベートな質問に答えてもいい相手・答えたくない相手
人には親密度の度合いがありますから、プライベートな質問に答えてもいい相手と答えたくない相手がいます。
場合によっては、自分から話をしたい相手もいるかもしれません。
要するに、プライベートなことに関しては「相手による」のです。
プライベートな質問に答える義務はない
「部下や後輩の立場だから質問にはなんでも答えるべき」義務はありません。
むしろ、それを理由に答えることを強要するのであれば、明らかにハラスメントに該当するのです。
「それくらいいいじゃないか」は“加害者”の論理
質問する側が「それくらいいいじゃないか」と言ったとしても、答える答えないの決定権は聞かれた側にあるのです。
もし相手側が先に自己開示をしたとしても、「交換条件」にはなりません。
「勝手に自分で言った」だけです。
職場でのプライベートな質問に答えたくない時のかわし方3パターン
職場でのプライベートな質問に答えたくない時のかわし方として、3パターンを紹介します。
質問に対して質問で返す(相手に返す・意図を聞く)
まず、プライベートなことについて特定の分野を攻めてくる人は、その分野について自分語りをしたい可能性があります。
すなわち、聞かれたことに対して「(質問した人である)〇〇さんはどうなんですか? 」と聞き返してほしいのです。
ですから、最初から「いや〜私のことより〇〇さんの方が皆さん興味ありますよー」くらいのことを言ってあげれば、悪い気はしないはずです。
次に、そうでないパターンも紹介します。
単純に誰彼かまわず情報を仕入れたいタイプの人も存在します。
そんな時は、「なんでそんなこと聞きたいんですか」と聞き返すのがいいでしょう。
あなたがやりやすい方法であったり、相手との関係性によって、「事務的に冷たく言う」「天然を装って言う」など試してみてください。
悪気なく聞いたが、「あれ? これは聞いたらマズかったかな」と気づいてくれるタイプの相手には効果的です。
質問に対して曖昧に答える・ぼかす
次に、質問に対して曖昧に答えることや、ぼかして答えることも効果的です。
特に、飲み会をやっている中で何となく話題がほしいだけのようなシーンでは、よく分からないまま終わることもあるでしょう。
その質問に対して「答えたくない」「答えられない事情がある」と伝える
最後に、しつこい相手や、「こんな奴に対してまともに答える必要はない」と思える場合、その質問に対して「答えたくない」と意思表示をするのが一番ストレートです。
一応相手に気を使ってワンクッション入れたい場合は、「以前、この手の話をしてその後イヤなことがあった(トラブルになった)」「だから、言わないことにしている」など、それっぽい返しを決めておいてもいいでしょう。
職場でのプライベートな質問に答えたくない時のかわし方・関連論点
職場でのプライベートな質問に関して、類似論点の記事を紹介します。
読んでいただければ、対処方法の補完になったり、より有効な対処法をあみ出す手助けになるかもしれません。
「詮索してくる人」への対処法
プライベートな質問をしてくる人の大きなくくりとして、「詮索してくる人」が挙げられます。
あわせて読んでいただくことで、あなたに合った対処法に関して何らかの気づきがあるかもしれません。
職場でのプライベートな質問に答えたくない時のかわし方・まとめ
職場でのプライベートな質問に答えたくない時のかわし方として3パターン紹介してきました。
人が嫌がっているのが分かる人、分からない人、世の中様々な人がいます。
時にはかわし、時には強気に跳ね返すなど、デリカシーのない人に対抗していきたいものですね。
それではまた別の記事でお会いしましょう。
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