「やりたいこと」の障害について考えたら、今やるしかないと気づいた話
大多数の人にとって、新しいチャレンジをすることには勇気を伴うものです。
厄介なことに、勇気がないことを準備や環境が整っていないせいにして、チャレンジしないことを正当化することも。
それには、年代別に“いかにも”な理由があるのを考えたことはありますでしょうか?
周りの同年代にも当てはまる傾向があるので、後ろめたさもなく周囲の人や自分自身に主張ができるのでしょう。
ただ、子供の頃から年を重ねるまでずっとクセにしてしまうと、死ぬ間際になって激しい後悔をすることになりかねません。
“言い訳”の傾向を把握して、できるだけ早い段階で方向転換できるようにしていきましょう。(※目次の項目をクリックすると、その箇所をすぐに読めます)
目次
子供の頃は「やるための権限がない」
どうしても、子供の頃は両親・家族、あるいは学校では教師の目があります。
チャレンジに対して寛容ならまだしも、独創的な視点や新たな挑戦を「くだらないもの」と切り捨てる人もいるわけです。
法的にも、保護者の同意がなければできない契約がたくさんあり、どうにもならない側面もあります。
とはいえ、それを理由に自分を抑えてばかりいると、大人になってからも人のせいにしながら生きることになるでしょう。
時には反抗したり、時にはスカしたりかわしたりしながら経験を積みたいものですね。
若い頃は「やるためのお金がない」
若い頃は、時間や体力があってもお金がないことが多いです。
特に、一人暮らしの大学生はカツカツになってしまいがち。
就職をすれば多少改善するものの、20代前半に「余裕がある」と言える人は少数でしょう。
お金に制限がある中でも
- 行動力でカバー
- クラウドファンディングで支援を募る
など、知恵とパワーでカバーできるところを補っていきましょう。
大人になると「やるための時間がない」
仕事に慣れ生活基盤が整うと、自分のために使えるお金が増えてきます。
ただ、この頃には仕事上の責任、結婚などのライブイベントによる環境の変化で時間がない人が増えてきます。
特に子育てが加わると、生活の中心が自分ではなくなるほど。
「時間ができたら」ではなく
- 時間を作る
- 時間をお金で買う
考え方が重要になってくる時期です。
特に「時間をお金で買う」ことに関しては、何でも自分でやることに美徳を見いだして抵抗する人がいますので、負けないようにする必要があります。
老年になれば「やるための体力がない」
さて、これらの時期を乗り越えて言い訳となる障害がなくなりました。
- 権限→自分で物事を決められます
- お金→他の年代に比べ圧倒的な優位に立ちました
- 時間→主なライブイベントが終了し、これまた余裕があります
…しかし、その頃にはなんと体力がなくなっていました。
あるいは、人によっては早々に「闘病生活」を強いられていることもあるでしょう。
もはや、弱ってしまった土地に立派な建物が建っているようなものです。
「やりたいこと」の障害について、全体的な注意点
このように、やりたいことの障害はいくつになっても付きまとうもの。
まずは
- 完璧な準備
- 完璧な環境
など存在しないし整うこともないことを知っておく必要があります。
それなら、気づいた時からスタートするしかありません。
最低でも今できる範囲で“お試し”からスタートすると、このまま進むべきか考え直すべきかが分かってきます。
例えば、会社を辞めて起業することを例にしましょう。
休日に、起業した時に過ごすであろうスケジュールで、どんな気分になるのか試してみるのです。
土日でもいいですし、3連休以上あればもっとやりやすいでしょう。
本当に必要になる準備は何か、これを毎日やることができたらもっとワクワクするか、といった“生きた情報”を実体験で得ることができます。
「やりたいこと」の障害について考えたら、今やるしかないと気づいた話・まとめ
各年代の“いかにも”な理由を挙げて、「やりたいこと」について考えてきました。そのハードルは高くても、できることからスタートして見えてくることがあります。
その“お試し”をすることにも躊躇するようなら、本当にやりたいことかを見直す必要があるかもしれません。
それではまた別の記事でお会いしましょう。
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