頭の固い上司がどうしようもない! と感じている時の考え方

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国家試験の勉強に挫折した“資格崩れ”から立ち直り、経理を筆頭に事務仕事を複数経験した男性。女性の多い職場で立ち回って(?)きました。仕事術・挫折からの復活・その他の分野について、複数のブログを運営中。

いつの時代もダメ上司の話題は尽きることがありません。

 

その中でも「頭の固い上司がどうしようもない! 」と感じるのは典型的なパターンといえます。

 

就職活動の際は「若い感性に期待しているよ」などと言っておきながら、いざ入社してみると意見を全否定してくるのはむかつきますよね。

そんな時にどのように考えていくべきか検討していきましょう。

(※目次の項目をクリックすると、その箇所をすぐに読めます)

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どこの職場にも頭の固い上司はいる

特に若い頃は、上司を見て「頭が固いなぁ」と感じることが多々あることでしょう。

実は多くの職場においてありがちなことであり、それには相応の理由が隠れています。

不合理な仕事の進め方を変えない上司

明らかにムダが多く、なくなっても困らない工程が含まれる仕事。

実際に関わる中で改善点を見つけ、これを報告したとしましょう。

 

しかし「昔からこのやり方でやっている」ことを理由に、頑なに変えようとしないのはありがちなことです。

 

合理的か否かは重視されず、変えないことが正義の残念なパターンですね。

自分のやり方が絶対に正しいと思い込んでいる上司

変えないことが重視されるだけではなく、さらにタチの悪いことに

昔からやっていること・やり方が絶対に正しい

と、その正当性まで結びつけられると、いよいよマズイ事態です。

 

その上司が権限を持っている限り、効率的な業務の進め方を否定され続けるのは明らか。

実際に業務に携わっている人を軽視する姿勢はなかなか治ることはないでしょう。

謝ることができない上司・謝ったら負けだと思っている上司

上司も人間です。

普段は部下を指導している立場であっても、時には間違いを起こしたりミスをすることもあるでしょう。

問題になってくるのは、間違いを起こしたことよりその先の対応です。

 

本来は迷惑をかけた人に対して謝罪をして後のフォローをするべきでしょう。

 

しかし、なかなかそれができない上司が世の中には存在します。

 

すなわち

  • 上司が部下に対して謝罪するのはカッコ悪い
  • 上司が部下に謝罪すると威厳を保つことができない

といったちっぽけなプライドにジャマされてしまい、結果として頭の固さを露呈してしまうのです。

 

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頭の固い上司がいるのは仕方ない

このように職場に頭の固い上司がいるのは嫌なものです。

ただし、あなたがそう感じるのは若さゆえかもしれません。

あの上司も若い頃は同じように感じていたであろう理由を見ていきます。

人間の性(さが)により頭の固い上司ができあがる

イギリスの作家であるダグラス・アダムスがこのような言葉を残しています。

  • 人間は、自分が生まれた時に既に存在したテクノロジーを、自然な世界の一部と感じる。
  • 15歳から35歳の間に発明されたテクノロジーは、新しくエキサイティングなものと感じる。
  • 35歳以降になって発明されたテクノロジーは、自然に反するものと感じる。

人間の脳は一度常識ができあがってしまうと、どうしてもその枠組みと前提の中で物事をジャッジするようになる傾向があります。

 

新しく生まれた技術を先入観なしに見ることが難しくなるのは、ある意味自然なこと。

人間である以上、歳を重ねるほどに頭が固くなるのは仕方ない面があります。

組織が求めるのは頭の固い上司

組織において、順調に出世していくのはどのような人でしょうか。

 

型破りで、次々に革新的な仕事を進めていく人…ではなく、

  • 既存の枠組みの中で堅実に仕事をしてきた人
  • 上司に気に入られ、うまく人間関係を構築した人
  • 致命的なマイナスとなる仕事をしたことがない

といった傾向が、特に大企業であるほど見られます。

勤続年数を考えれば残っているのは頭の固い上司だけ

最初から管理職として転職してきた人を除き、出世するにはある程度の年数が必要になります。

 

会社における仕事の進め方に強い不満を持っている人ほど、どんどん辞めていくことは容易に想像できるでしょう。

 

そうであれば、残っているのは会社のやり方に追随しがちな人なのはある意味当然かもしれません。

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頭の固い上司との付き合い方

頭が固くなるのは仕方ない面があるとしても、現実として仕事上付き合っていくことは避けられません。

それでは、どのように対応していくべきなのでしょうか。

今の職場で今後もやっていくのなら

頭の固い上司がいるからと転職をしたとしても、転職先にも同じような人がいるかもしれません。

 

ある程度は割り切って、不合理とも付き合っていくのも一つの考え方です。

 

改革はあなたが出世してから進めても遅くはありません。

あなたの能力アップを第一に考えるのなら

あなたの能力アップを第一に考え、今の職場はステップアップの踏み台でしかない場合。

 

頭の固い上司はプレゼンの練習相手になると考えてみましょう。

 

すなわち「相手にとってのメリットを提示して、こちらの要求を通す練習相手」として最適です。

うまくいけば、あなたの成長になりますし、うまくいかず時に相手が怒ったとしても何のダメージもありません。

利用できるものは利用するしたたかさで、転職もしくは独立までの時間を過ごしてください。

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頭の固い上司がどうしようもない! と感じている時の考え方・まとめ

頭の固い上司がどうしようもない! と感じている時は、あなたの置かれた状況に応じて対応を考えてきましょう。

言うことを聞くにしても、立場を利用させてもらうにしても、ぜひしたたかさを持って日々を過ごしてみてください。

それではまた別の記事でお会いしましょう。

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