「漠然とした不安」の特性を理解して付き合う方法

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国家試験の勉強に挫折した“資格崩れ”から立ち直り、経理を筆頭に事務仕事を複数経験した男性。女性の多い職場で立ち回って(?)きました。仕事術・挫折からの復活・その他の分野について、複数のブログを運営中。

人間、生きているとふとした瞬間に「漠然とした不安」に襲われることがあります。

 

すぐにおさまれば問題ないですが、これが長期間続いてしまうのはあまり気分のいいものではありません。

とはいえ、明らかに心身に不調が出ている状態とも異なり、どう対処していいのか分からずモヤモヤすることもあるでしょう。

(※目次の項目をクリックすると、その箇所をすぐに読めます)

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漠然とした不安の正体

まず、漠然とした不安の正体から見ていきます。

漠然とした不安の正体は「将来・未来の不確実性」がもたらす防衛本能

漠然とした不安は、文字通り漠然としていてはっきりしません。

 

また、過去のことに対して悔やんだり悲しく感じることはあっても、過去の出来事に対して漠然とした不安を抱くことはありません。

 

すなわち、漠然とした不安は将来のこと・未来のことに対して抱くことになります。

漠然とした不安の正体の例

漠然とした不安は日常の様々な事象に対して生じてきます。

  • 自分の仕事やキャリアプランはこのままでいいのか
  • これから老後に向けてお金は大丈夫なのか
  • 自分や家族の健康はどうなるか
  • ‪職場や近所の人間関係は良好でいられるか

生活する中でのあらゆる分野に当てはまると言ってしまっても差し支えないでしょう。

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漠然とした不安が生じた時の対処法

では、漠然とした不安に対してどのような対処していけばいいでしょうか。

漠然とした不安が生じる特性を理解する

漠然とした不安は一種の防衛本能です。

また、これは緊急事態が起きた時には生じません。

例えば、家族が病気やケガで手術を受けることになったとしましょう。

手続きに追われたり、職場への連絡もあります。

手術の結果も心配になりますし、そんな時には日常の漠然とした不安どころではありません。

 

すなわち、漠然とした不安を抱いている時期は比較的安定した日常であることを意識し、心を落ち着かせるようにしてください。

漠然とした不安を“見える化”する・対処できることをフォローする

漠然とした不安は、場合によってはその原因を突き止めることができます。

考えてもグルグルと思考が巡ってしまうでしょうから、面倒がらずに紙に書き出してください。

よく分からない時は、分野ごとに何に対して不安を抱いてるのか分けると見えてくることがあります。

先ほど挙げた分野の例

  • 仕事
  • お金
  • 健康
  • 人間関係

漠然とした不安ごときに恐れないよう「開き直る」

少し考えてみると、漠然とした不安ごときで心を揺さぶられるなんて馬鹿馬鹿しいと感じることがあります。

そうなればこっちもの。

いっそ開き直って「なるようにしかならない」と不安感を断ち切ることができれば最高です。

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漠然とした不安が強く襲ってくる時は

ここまでの内容である程度気分がまぎれるようであれば、それ以上の対応は不要でしょう。

しかし、漠然とした不安が長期にわたっておさまらず、それが強いようであれば話は別。

もう一歩進んでの対応が必要になってきます。

哲学など先人の知恵に学ぶ

人間が抱いている不安や恐怖の感情は現代人だけのものではありません。

昔から変わらずある問題については、世界中の哲学者が知恵を絞っていたわけです。

カウンセリング等の各種相談

自分一人で考えても解決しない時は、専門家の助けを借りるのも一つの手です。

会社によっては特定の専門家と契約をしており、社員は申し込みをしてサービスを受けることができます。

心療内科等、医療機関の受診

人間誰にでも起こりうる漠然とした不安を上回り、不安の程度が非常に強い場合。

心療内科等の医療機関の受診も検討してください。

「漠然とした不安」関連論点

自分の人生「このままでいいのか」

すでに解説した通り、漠然とした不安は過去ではなく将来に向かって沸き起こる内容です。

不安の一種かつ代表的なものとして、自分の人生「このままでいいのか」と感じることがあります。

 

 

開き直ってしまえば、漠然とした不安なんて怖くない!

精神論だと言われようと、結局最後は開き直ったもの勝ちです。

できることをやった後は、開き直ることで余計なエネルギーを消耗せずに生活することができるでしょう。

 

 

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「漠然とした不安」の特性を理解して付き合う方法・まとめ

ここまで、漠然とした不安について解説しました。

生活する中で不安がまったくない人は珍しいでしょう。

不安があること自体はごく自然なことです。

とはいえ、不安が強い場合には適切な対応を図ってください。

それではまた別の記事でお会いしましょう。

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