仕事のボールを手放す意識で上司・先輩に助けを求めよう【新入社員・若手】
仕事をする上での経験が浅い時期は、どうしても上司・先輩に質問や相談をしながら進めることが多くなります。
しかし、周りが忙しそうにしていると、ついつい「迷惑だから」とためらってしまいがち。
とはいえ、そのままにしておくとあなた自身が辛くなってしまいます。
そんな状況を何とかするべく、「仕事のボールを手放す意識で上司・先輩に助けを求めよう」と題し、この問題を考えていきます。
(※目次の項目をクリックすると、その箇所をすぐに読めます)
目次
仕事におけるボールとは何か
仕事をおけるボールは、一般的な用語として使われます。
仕事におけるボール
ボールを持っているとは、現在の進捗について責任を負っている状態であり、
- 今まさに仕事を進めている
- 問い合わせを受けており方向性を決める立場にある
といったシーンが考えられます。
仕事のボールを投げ合ったり回したり
会社で仕事をしていれば、ある仕事が一人で完結することは少ないでしょう。
社内外の人とやりとりをしながら、その時のボールはあちこちに回っているイメージ。
それはお願いであったり指示であったり押しつけだったりと様々ですが、いずれにしてもボールのやり取りはあるわけです。
仕事のボールは「爆弾」とは異なる
仕事のボールについてインターネット検索をしてみると、人それぞれの見解があります。
中には、ボールのやり取りを爆弾のようにとらえ、あまり良く思わない人もいるようです。
しかし、責任を押し付けあうばかりのやり取りをしているのでなければ、気にする必要はないでしょう。
仕事のボールを抱え込む弊害
自力で仕事を進めることにこだわったり、助けを求めることを相手の迷惑と考えたりしていると、仕事のボールを抱え込んでしまいがちです。
このような状態になってしまうと、これから紹介する弊害が生じてしまいます。
仕事のボールが多すぎると身動きができなくなる
複数の仕事を抱える中で、それがすべて中途半端になってしまうことがあります。
すると、どのボールも自分の手元にある状態になってしまうわけです。
仕事のボールを置いたりこぼしても誰も気づけない
よほど全体が見えている上司でない限り、部下がSOSを出さない限り順調だと思ってしまいがちです。
そんな中、仕事の進め方が分からない部下がボールを置いたりこぼしてしまったらどうなるでしょうか。
多くの場合、「あの件はどうなった? 」と話題になってはじめて惨状が明らかになるでしょう。
それまで誰も気づくことができないのです。
優先順位が分からない社員はさらに苦しくなる
経験が浅い社員であれば、手元にたくさんあるボールのどれから処理すればよいか分からなくなるでしょう。
しかも、上司や先輩が忙しそうにしているからと相談をためらってしまうと、いつまでもボールが減ることがなくなってしまいます。
仕事のボールを手放す意識で上司・先輩に助けを求めよう
仕事の経験が浅い時期かつ特に人に対して遠慮しがちな人は、上司・先輩に質問や相談をすることをためらってしまいがちです。
もしあなたに心当たりがあれば、ぜひ
仕事のボールを手放す意識で上司・先輩に助けを求める
と考えてみてください。
もしあなたがボールを大量に抱えた結果、もはやリカバリーができないレベルまで事態が悪化したらどうでしょうか?
上司から「なんだもっと早く相談しなかったんだ!? 」と言われる未来が想像できます。
ボールを手放すことで、周りへの悪影響を最小限に食い止めましょう。
仕事のボールを手放す意識の関連ツイート紹介
ヤングマガジン編集部の山中氏による「新社会人の方へ」と題したツイートが大きな話題となったことがありましたので、ここでご紹介します。
新社会人の方へ pic.twitter.com/iHEgNANEZg
— 山中/漫画編集 (@ComicYamanaka) July 2, 2020
実は「仕事のボール」に関する内容で解説をしようとしたきっかけでもあります。
どうしても仕事を抱えがちな人にとって勇気づけられる内容ですので、ぜひ一読ください。
仕事のボールを手放す意識で上司・先輩に助けを求めよう・まとめ
上司・先輩に質問や相談するのが苦手であっても、少し表現を変えてあげるだけで見えてくることがあります。
あなたが苦しくなる前に、しかるべき人にボールを持ってもらえるよう、うまく助けを求めるようにできればいいですね。
それではまた別の記事でお会いしましょう。
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