「会社に残るか辞めるかの決断」を前向きにできる2ステップ|20代後半・後悔しないモヤモヤ解消メソッド
様々な理由で
「今の会社を辞めたいんだけど、本当にそれでいいのかな…? 」と悩むことはありませんか?
よほど上司に恵まれない、仕事内容が致命的につまらないといった「一発アウト」の理由がなければ、人は現状維持になるのが普通です。
そんな日常だからこそ、まとわりつく湿気のような感覚にモヤモヤしてしまうわけですね。
- すでに3年が経過して仕事には慣れた
- 小さなイライラや理不尽はあるものの、会社の居心地は“そこそこ”
- 給料や評価は「少し不満」レベル
- 10年後に後悔するなら、20代後半の今チャレンジする方がいいかもしれない
今回は、このような状態にいるあなたが後悔をしないで会社に残るか辞めるかの判断ができる考え方とメソッドを紹介します。
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目次
会社を辞めるかの判断基準はこう設定しよう
人間関係を筆頭に、あらゆる「会社を辞めたい」は感覚的なもので、日々を悶々と過ごしているといつまでも決断ができません。
会社に残るにしろ辞めるにしろ、意思を持って決めておきたいものです。
これからお伝えするのは人間の論理的な部分と感情的な部分を高度に融合し、納得度が高く後悔のない決断ができるスグレモノのメソッド。
わたし自身、いくつもの重要な意思決定に活用してきました。
ぜひマスターし、後悔のない決断をしてください。
全体的な手順はたった2ステップなので、読み流すだけでなくぜひ紙とペンを準備して実際にやってほしいです。
おおまかな手順は以下の通り。
- 会社に残るメリットとデメリットを箇条書きで書き出す
- メリットはプラス・デメリットはマイナスで点数をつける(判断基準は点数だけではなく「〇〇」も含まれる)
では、具体的なステップに入っていきましょう。
会社に残るメリットとデメリットを箇条書きで書き出す(ステップ1 )
最初に会社に残るメリットとデメリットを箇条書きで書き出すことをします。
あなたがモヤモヤしているのは、「不満もあるが、いいところもあるから迷っている状態」だから。
ですから、「色々あるけど、なんだかんだ言って良いところもあるよな」のマインドで紙に書き出しましょう。
もし紙を前にしてフリーズしてしまう場合は次の視点をヒントに考えてみてください。
- 給料面で満足できるor不満がある
- 同僚との人間関係はうまくいっているor関係に問題がある
- 上司とうまくやっているor関係に問題がある
- 勤務地や通勤時間に満足できるor不満がある
- 労働時間が適切だor長時間労働でツライ
- 職場の周辺における利便性(ランチ・遊び・学び他)が良いor悪い
- あなたのキャリアプランと合致する、やりたいことができるorなんのために働いているのか分からない
会社残るメリットはプラス・デメリットはマイナスで点数をつける(ステップ2 )
メリットとデメリットを書き出すことができたら、次はあなたにとって重要なものを一つ選び10点満点をつけます。
逆に、デメリットは「−10点」が一番となります。
その後、それ以外の項目について10点の内容と比較して点数をつけていきます。
一通り点数をつけ終わったら、それぞれ集計をしましょう。
- メリットの合計点数(プラス)
- デメリットの合計点数(マイナス)
- メリットの合計点数が高い→会社に残る
- デメリットの合計が高い→会社を辞める
わけですが…。
実はこの点数を見て感じる感情が重要になります。
「やっぱりそうか」なのか「いや、ちょっと違うぞ」なのか。
可視化して点数化して、それを目の前に突きつけたからこそわかる本音
これを大切にしましょう。
会社に残るデメリットがあなたの健康や人生全般に深刻な影響を与えるなら辞める
もはや比較検討するまでもなく今すぐ逃げる必要がある場合、すぐに退職の意思を伝えましょう。
法的にはあなたの意思が優先されるので本来はありえないことですが、それでも「辞めさせてくれない」のであれば、転職先を見つけ「○月から転職先に行く」の旨を伝えることも戦略となります。
会社から逃げた経験のあるわたしから言わせてもらえれば「当時は恥ずかしく感じたけれど、逃げたのは100パーセント正解」です。
まとめ
今回は、会社に残るか辞めるかの意思決定について考えてきました。
どのような選択をするにしても、あなたのキャリアはあなたのものです。
親のためでも友人知人のためでもありません。
会社は社員の人生に責任を持たない
これを意識して決断をしないと、いつか後悔することになってしまいます。
幸い、当分の間は人手不足その他の要因から転職も売り手市場になりますので、転職サイトを利用して転職することも視野に入れてみるのがオススメです。
それではまた別の記事でお会いしましょう。