凡人でもできる「仕事の問題解決」検討項目を紹介

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国家試験の勉強に挫折した“資格崩れ”から立ち直り、経理を筆頭に事務仕事を複数経験した男性。女性の多い職場で立ち回って(?)きました。仕事術・挫折からの復活・その他の分野について、複数のブログを運営中。

世の中、「まったく問題なくサクサク仕事が進む」ことはまれです。

 

業種や職種を問わず、日々何らかの問題にぶち当たりながら仕事をしていらっしゃることでしょう。

 

「仕事の問題解決」について、これが必要なのはコンサルタントのような特殊な仕事をしている人だけではありません。

失礼ながら、もしあなたがご自身のことを“凡人”と自己評価していらっしゃれば、今回の内容を読み進めていただき、問題解決のヒントにしてください。

(※目次の項目をクリックすると、その箇所をすぐに読めます)

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「仕事の問題解決」に必要な検討項目

仕事の問題解決について、やるべきことがどう見ても明らかな場合以外、これから紹介する項目を検討する必要があります。

航海を例にしながら紹介していきますので、イメージしながら考えてみましょう。

「何が問題になっているか」を見極める

そもそも「何が問題になっているか」が分かっていないと、当然問題解決を図ることはできません。

 

最悪のパターンとしては、やみくもに「今よりもさらに頑張る」こと。

 

例えば、北に向かって航海しているところ、いつの間にか航路が西になっていた場合を想定してみましょう。

この場合、スピードを上げて進むほど目的地が遠のくことになってしまいます。

「分ける」は「分かる」〜項目を分解して考える〜

一つの大きな問題であっても、その中には複数の要因があります。

 

問題解決を図るためには、主に以下の内容について考えていく必要があるでしょう。

  • コントロール可能なのか不能なのか
  • 先にやるべきか後回しにすべきか
  • 自分でやるべきか人に頼むべきか
  • 事実なのか意見なのか

同じく航海の例で考えていくと「船そのものの故障・損傷」「風などの自然環境」「位置状況や航路の把握」など、何が問題なのか分からないと対策が的外れなものになってしまいます。

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「仕事の問題解決」に必要なマインド

何をするにも意外と重要になってくるのはマインドです。

問題解決においては、頑張りどころを間違えないためにも知っておいてほしい内容をお伝えします。

「問題にだけ着目する評論家」ではなく「問題解決を図る当事者」であれ

問題が大きい場合や、今までにない厄介なものである場合。

 

多くの人が陥りやすいのが

  • 問題そのものを細かく分析しすぎる
  • 問題の原因となる脅威を過大評価する

といった問題への過剰なフォーカスです。

 

確かに、仕事の問題解決に必要なものとして紹介してきた内容と矛盾するのではないかと感じるのも無理はありません。

しかし、それらはあくまでも目的と手段を混同しないことに重きが置かれます。

ですから、決して「問題にだけ着目する評論家」になることをおすすめする内容ではありません。

 

あくまでも問題を解決するプロセスとしての分析であることを忘れないでください。

 

あなたには、ぜひ「問題解決を図る当事者」で合ってほしいと願っています。

問題解決のため「できること」に集中する

問題を分けたことによって、あなたにとって「できること」「できないこと」が見えてくるはずです。

 

能力や社内での権限によって「できないこと」を嘆くことは問題解決にはつながりません。

 

人に任せることは任せ、問題解決のため「できること」に集中しましょう。

試行錯誤と再挑戦で問題解決を図る

何か問題が発生した際、これに対処したからといって一度で解決できるとは限りません。

 

むしろ一度で問題がスパッと解決することは少ないでしょう。

 

ですから、問題解決のためには試行錯誤と再挑戦が必要になることを念頭に取り組むと、挫折に対してもショックを受けることが少なくなります。

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「仕事の問題解決」をあきらめた事案紹介

ここまで「仕事の問題解決」について検討してきました。

ただ、会社では理不尽なことも起こり得ます。

一例を紹介しますので、「ムリなものはムリ」なこともあるのを知っておいてください。

社員個人では改善ができない障害

まともな会社であれば部署の役職者に権限委譲されるであろう承認でも、社長自らが目を通さないと気が済まない環境でした。

もし社長不在の日があれば対応が遅れます。

少しでもタイミングを逃せば対応が遅れます。

社長の気分次第で担当者は振り回されます。

他のすべての準備が整っていてもです。

こうなってしまうと、社員個人の努力では改善が不可能ですね。

独裁国家のような会社でどう立ち振る舞うか

社長とその身内だけが幅を利かせる独裁国家のような会社で、あなたの力ではどうにもならない問題が頻発している場合。

その責任を社長一族で負っているのならまだいいでしょう。

 

しかし、このようなことがしばしば起こっていました。

  • 問題を解決する権限はない
  • 責任は負わされる
  • 関連各所への謝罪と対応もさせられる

会社を辞める原因は様々ある中で、「権限はないが責任は負わされる」ことが大きな要因となりました。

 

働いている中で、あなたの力ではどうにもならない問題が起こった時、その責任を感じないようにご自身を守ってください。

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凡人でもできる「仕事の問題解決」検討項目を紹介・まとめ

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