上司から怒られるのが怖いあなたのパターン別・対応方法
通勤電車の中で「あぁ、今日も怒られるのか…」と考えながら会社に向かうのって、本当にイヤですよね。
特に、あなたと上司との間に信頼関係がまったくない状態であれば最悪です。
一方で、たとえある程度の信頼関係があったとしても
- 怒られることが本当に怖い
- 毎日怒られないかビクビクしている
- 萎縮してしまってどうにもならない
- 自分のダメさ加減に凹んでばかり
なんてことがあると、職場にいることが辛くなってしまいます。
実は、一口に上司から怒られるといってもそのパターンは一つではありません。
このあたりを理解しておくと、上司をいたずらに恐れるわけでもなく、逆に変な言い訳に走るわけでもなく“まっとうな関係”を作り、仕事がスムーズになります。
そんな上司から怒れることが怖いトピックについて考えてみましょう。
(※目次の項目をクリックすると、その箇所をすぐに読めます)
目次
【個人攻撃ではない】上司から怒られることについての前提知識
まず、上司から怒られることについて
だと思っている人はいませんか?
上司から怒られることが極端に怖い人は、この感覚に襲われていることがあります。
特に、学生時代のあらゆる人間関係について
- あらゆる意見はすべて批判と感じる
- 何よりも協調性が大事で、和を乱す言動はご法度
が当てはまる環境にいた人は要注意です。
会社としては、あなたがパフォーマンスを発揮して仕事の成果を出すことを望んでいます。
その一環として上司があなたに対して指導をすることは、どうしても必要なことを知っておきましょう。
すなわち、上司が怒ったとしても基本的にはあなたの人間性を否定してるわけではなく、仕事をする上での行為や足りない部分について言及しているわけです。
ですから
- 【通常モード】:上司(ひいては会社)にとって必要なこと
- 【理不尽モード】:本来必要のない叱責
に分けて対応の方法を紹介していきます。
【通常モード】上司から怒られることが怖い時の対処法
まずは【通常モード】です。
理由はどうあれ、怒られるのは気分のいいものではないですよね。
それでも、前提知識で触れているように人格攻撃ではないのですから、極端にこれを恐れる必要はありません。
そのためには、以下のような内容を知っておくと気分が楽になりますし、将来あなた自身が上司になった時に役に立ちます。
上司から怒られることを成長のきっかけにして再発防止を図る
上司から怒られることを成長のきっかけにしましょう。
具体的には
- 怒られた内容と理由の把握
- 再発防止の方法を検討
- 再発防止策の実践
の流れが当てはまります。
特に、同じことで何度も怒られるようであれば再発防止の徹底は緊急の課題です。
- 確認不足によるミス
- 客先での失礼な言動・失敗
- 報連相(報告・連絡・相談)を怠ったことによる初動の遅れ
などなど、様々な要因の中で該当することを分析する事が必要です。
もちろん、自分一人では分からないのであれば、上司をはじめ周りの人に相談するのも大切なことですね。
上司の立場を想像し、仕事の一環でやっていると知る(「怒る」と「叱る」)
少しでも人に対する指導をした経験があれば分かりますが、実は怒る側も面倒に思っていることがあります。
やらなくて済むのなら、やらない方が楽なわけです。
それでも、冒頭で触れたように上司は立場上やらなければならないことの一環としてあなたを呼び出さないといけないわけです。
これに関連して「怒る」と「叱る」について触れておきましょう。
まず、「怒る」というのは「腹を立てる、興奮して気を荒立てる」ことを意味し、この場合フォーカスされるのは上司自身の感情になっています。
一方、「叱る」は「欠点を強くとがめ戒める」ことを意味し、フォーカスされるのは教育的な指導やアドバイスを受ける部下になります。
ですから、「怒られている」を客観的な視点から「叱ってくれている」と変換すれば、言い訳をしたりふてくされた態度をとったりすることもなく感謝することができるでしょう。
(※ただし、本文中は原則として「怒る」の表現を以降も使います)
怒られることは、あなたの価値とは関係がない・恥ずかしいことではないと知る
上司は仕事の一環として怒っているわけですから、
- たとえ怒られたとしても、あなた自身の価値とは関係がない
- 怒られること自体、恥ずかしいことではない
ということを知っておきましょう。
仕事の「できている」部分を自分で褒めてあげる
とはいえ、9割以上の仕事がしっかりできているのに、残り1割未満のことで怒られるのは辛いと感じることもあるでしょう。
多くの職場では、失敗に対しても叱責はあっても成功に対して褒められることは少ないでしょうから。
それならば、あなた自身にできることとして
ことが挙げられます。
「自分で自分を褒めるなんて、気持ち悪くてできないよ」と感じるかもしれません。
しかし、かの松下幸之助氏は自分で自分の頭をなでながら「よくやっているなぁ」と自分自身をねぎらっていたと言われています。
もしあなたが自分自身に厳しいと感じて苦しい思いをしているのなら、時にはねぎらってあげてもいいと思いませんか?
【理不尽モード】上司から怒られることが怖い時の対処法
【通常モード】の対処法に上司の立場についての視点を挙げました。
ただ、残念ながら「叱る」の意味ではなく単に感情を爆発させたり部下を苦しめるだけの上司も存在します。
判断基準として
- やたらと声を荒げる
- 長時間にわたる叱責が続く
- わざわざ人前で晒し者にされる
- 行為ではなく容姿や人間性について言及している(侮辱)
といった内容が含まれていれば、もはや業務上の改善のためではないのが明らか。
不誠実な上司に対して、あなたが苦しむことはありません。
以下の対処法で切り抜けたり対抗したりしましょう。
怒られている内容の中で不要な部分は聞き流す
上司から色々言われている内容の中で、あなたにとって仕事上必要のないことは聞き流すようにしましょう。一応顔だけは聞いているフリをしてもいいですし、もしできる人であれば、パーソナルな言及について「業務とは関係がない」と指摘できれば最高ですね。
会社の中で仲間となってくれる人を探す
一人で悩んでしまうのは苦しいものです。
ほとんどの場合、怒られていることを周りの人も知っているでしょう。
さらに、他にも理不尽な理由で怒られている人もいるかもしれません。
そんな時は、周りに仲間となってくれる人を探しましょう。
上司の「傾向と対策」を教えてもらう
職場の中で当該上司から「怒られる人」「怒られない人」がいれば、怒られない人から「傾向と対策」を教えてもらえるといいですね。
特に、「以前は怒られていたけれど今は怒られていない」人のアドバイスは役に立つでしょう。
行為そのものより、上司との接し方を変えるだけで怒られる頻度が減るパターンもあります。
上司から怒られるのが怖いあなたに贈る関連記事
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それでも、もしかすると、の視点で読んで欲しい内容です。
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怒られるシーンを含め、何かと「言い方がムカつく」人はいるものです。
「言い方がムカつく」典型的なパターンと、その対処法について紹介しています。
上司から怒られるのが怖いあなたのパターン別・対応方法のまとめ
今回は、上司から怒られるのが怖い場合の対処法をお伝えしました。
過度に怖がったり萎縮することなく、あなたの状況に合う対処法を実践してみてください。
それではまた別の記事でお会いしましょう。
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