仕事に対する健全な責任感について考える

WRITER
 
この記事を書いている人 - WRITER -
国家試験の勉強に挫折した“資格崩れ”から立ち直り、経理を筆頭に事務仕事を複数経験した男性。女性の多い職場で立ち回って(?)きました。仕事術・挫折からの復活・その他の分野について、複数のブログを運営中。

仕事をしてお金をもらうことについては、立場や仕事内容により差はあれど、何らかの責任が生じます。

 

その責任については、当事者がどの程度「自分ごと」としてとらえているかにより、「責任感の強さ」として人を評価する基準となることがあります。

 

責任感は一定程度必要ではあるものの、強すぎることによる弊害もあり、付き合い方が難しいところです。

(※目次の項目をクリックすると、その箇所をすぐに読めます)

スポンサーリンク



仕事に対する責任感がある人・ない人の特徴

仕事に対する責任感がある人・ない人

仕事に対する責任感がある人・ない人にはそれぞれの特徴があります。

仕事に対する当事者意識の有無

仕事に対する責任感の有無は、当事者意識の有無としてはっきりと現れます。

 

それに伴い、以下のような各場面における姿勢にも差が出てくるでしょう。

  • ミスに関して→ミスを認めるか・ミスを認めなかったり隠したりするか
  • 約束に関して→約束を守るか・約束を破るか

仕事を最後までやり遂げるか簡単に投げ出すか

少々難易度の高い仕事に直面した時、その人の本質が見えてくるものです。

 

「どう考えてもムリ」な内容であればまだしも、背伸びすれば何とかなるレベルの仕事に対して「最後までやり遂げる」か「簡単に投げ出す」かは、責任感の有無によって決まってくるでしょう。

仕事の要改善点を意識するか放置するか

仕事を続ける中で改善すべきことが出てきた時も、責任感の有無によって対応が変わります。

 

責任感があれば改善のためのアクションを起こすでしょう。

 

そうでない人はいつまでも放置して知らん顔です。

スポンサーリンク


仕事に対する責任感の強さがもたらす結果(メリット)

責任感の強さがもたらす結果(メリット)

仕事に対する責任感の有無によって、これから紹介する結果が生じます。

仕事に対する姿勢と結果から上司・同僚から信頼される

責任感を持って仕事をする人は、上司や同僚を筆頭に社内外の人から信頼されることになります。

 

会社で働くのであれば、人間関係はどうしても付きまとう話題であり、信頼されるに越したことはありません。

さらに、目に見える効果として、発言を一つとっても「○○さんの言うことなら」と聞き入れてもらえたりと、扱いが変わることすらあります。

仕事の進め方に関する裁量権を持つことができる

責任感を持って仕事に臨み結果を積み重ねることで、裁量権が与えられることがあります。

信頼があるわけですから、途中の進め方を任せてもらえるわけですね。

目標達成や自己実現の可能性が高まる

一時期「結果にコミット」のフレーズが流行った時期がありました。

責任感というと、周囲の人との関係性において用いられることが多いです。

一方で、責任感は自分自身で決めたことにもあてはまります。

 

自分自身に対する責任感によって、目標達成や自己実現の可能性が高まるのです。

スポンサーリンク



仕事に対する責任感が強すぎることの弊害と対応策

責任感が強すぎることの弊害と対応策

一方で、仕事に対する責任感が強すぎることにより弊害が生じてしまうこともあります。

責任感の強さにつけ込んで都合よく利用してくる人の標的になる

責任感を持つことは、決して「言われた仕事はすべて引き受ける」ことではありません。

ただ、なかなか断れない性格とセットになってしまうと面倒なことになりがち。

 

ここにつけ込んで都合よく利用してくる人がいる場合、余計な仕事を抱え込むことになってしまいます。

 

責任感は「自分自身を守ることも含まれる」と知っておきましょう。

一人で仕事を抱え込んで心身に悪影響を及ぼす

「仕事を最後までやり遂げる」ことを責任感を持って仕事をする人の特徴として挙げました。

 

時として、これが「一人で仕事を抱え込んでしまう」ことにつながることがあります。

 

責任を持って仕事を終わらせるためには、周りの助けを借りながら進めることも選択肢の一つとして持っておきたいところです。

スポンサーリンク



仕事に対する責任感の関連論点

「仕事に対する責任感」と言われても、少々抽象的に感じてしまうかもしれません。

そんな時は、もう少し具体的なケースをシーン別で考えてみましょう。

仕事に対する健全な責任感と「仕事が中途半端」

代表的な仕事に対する結果として「仕事が中途半端」が挙げられます。

仕事に対する健全な責任感と「退職引き止め時」の卑劣なつけ込み

SNSで見聞きする仕事と責任感に対する話題として、上司に退職の意思を伝えた際のエピソードが挙げられます。

 

すなわち、退職引き止めの口実として「責任感がない」と責める卑劣な行為です。

 

仕事に対する責任感と、会社に残るか辞めるかは関係がないことを解説しました。

仕事に対する健全な責任感について考える・まとめ

まとめ

●仕事に対する責任感がある人・ない人の特徴

  • 仕事に対する当事者意識の有無→「ミス」「約束」への向き合い方が異なる
  • 仕事を最後までやり遂げるか簡単に投げ出すか
  • 仕事の要改善点を意識するか放置するか

●仕事に対する責任感の強さがもたらす結果(メリット)

  • 仕事に対する姿勢と結果から上司・同僚から信頼される
  • 仕事の進め方に関する裁量権を持つことができる
  • 目標達成や自己実現の可能性が高まる

●仕事に対する責任感が強すぎることの弊害と対応策

  • 責任感の強さにつけ込んで都合よく利用してくる人の標的になる
  • 一人で仕事を抱え込んで心身に悪影響を及ぼす

仕事に対する健全な責任感について考えてきました。

責任感は持ちつつも、「自分がすべてやらなくては! 」といった無理が生じないようバランスよくいきましょう。

それではまた別の記事でお会いしましょう。

(※↓記事が「役に立った」「使えそう」と思っていただけたら、各種SNSでシェアをぜひ! 運営者の励みになります)

この記事を書いている人 - WRITER -
国家試験の勉強に挫折した“資格崩れ”から立ち直り、経理を筆頭に事務仕事を複数経験した男性。女性の多い職場で立ち回って(?)きました。仕事術・挫折からの復活・その他の分野について、複数のブログを運営中。

Copyright© 男性事務仕事の勘所 , 2022 All Rights Reserved.