残業をしないで仕事を切り上げる方法・圧倒的なメリットとは?
働き方改革や生産性向上が叫ばれる中、長時間労働に向けられる目は厳しくなっています。
一方で望んではいないが残業をせざるを得ない環境にいる人もまだまだ多くいます。
ここでは残業をしないで仕事を切り上げるためにできることを紹介していきます。
(※目次の項目をクリックすると、その箇所をすぐに読めます)
目次
残業をしないで仕事を終わらせる【工夫と効率化】
残業しないで仕事を終わらせるための仕事術について考えていきましょう。
究極の効率化は「仕事をなくすこと」
普段から効率化を意識している人ほどハマってしまいがちな盲点として
究極の効率化は「仕事をなくすこと」
に意識が回らなくなることです。
すなわち、「誰も活用していない資料作りに時間を取られる」「過去は必要であったが今は必須ではないプロセスを律儀に繰り返す」といった点を何とかしないと、仕事は増える一方になってしまいます。
時には過去の繰り返しに意義を見い出す人と衝突することもあるかもしれません。
会社勤めをする人にとっては難しい面もあるでしょうが、あなた自身のためにも乗り越えるべき問題ではあります。
なくせない仕事は工夫や効率化
もちろん、なくしてはいけない仕事は継続して行うことになります。
その場合は、工夫や効率化で対応する必要があります。
仕事が途中でもあえて切り上げる【ツァイガルニク効果】
仕事が途中であるにもかかわらず、あえて切り上げることを覚えると、仕事がしやすくなります。
「きりがいい」にこだわらない仕事術
きりがいいところで今日の仕事は終わりにしよう
など、仕事の区切りとして「きりがいい」を基準にすることがあります。
残業についても「きりがいい所まで進めたいから」やることが多いのかもしれません。
しかし、あえてこだわらずに「仕事が途中でもあえて切り上げる」方法もやり方としてあり得ます。
このやり方を身につけると、仕事の積み残しがあっても罪悪感なく帰る選択肢ができます。
「きりがいい」こだわらないメリット
中途半端に終わったことは印象に残りやすい性質があります。
この原理は様々なシーンで意図的に使われており
- テレビの「続きはCMの後で」
- ネットの「詳細はここをクリック」
など、ついつい続きが気になる仕組みといえるでしょう。
この仕組みを使うことで、仕事を完全に“シャットダウン”することなく、あたかも“スリーブ”状態にできます。
さらなるメリットもあります。
それは「再開にエネルギーが必要ないこと」。
ある意味“温まった”状態の仕事は、進み具合が中途半端だからこそ、あっさりと続きを始めることができます。
裁量があれば方法を使い分ける
「やり方としては“あり”と認めるが、仕事が頭から離れなくなりそう」と心配になる人もいるかもしれません。
そんな時、仕事の進め方に裁量があなたにあれば、日によって使い分けるのも一つの手です。
具体的な例として、その日のコンディションによって以下の進め方を選べばいいでしょう。
- 普段は仕事の積み残しがあっても途中で切り上げてOK
- 土日は仕事を忘れたいので、金曜日は何としてもきりがいいところまで仕事を進める
翌日にスムーズに仕事を始めることと、完全に仕事を忘れる日があればメリハリもつきやすいですね。
ぜひあなたの性格や仕事のスタイルに合った方法を模索してください。
一日の中で休憩のタイミングにも使える
一日の中で
- きりがいいところで休憩にする
- きりがいいところまでいったら打ち合わせをする
といったシーンがあります。
このようなシーンでも、あえて「きりがいい」にこだわらずに仕事をすることができるでしょう。
「一度休憩に入ると再開が億劫になる」「再度エンジンをかけるのが面倒に感じる」ことがあれば試してほしい仕事術です。
残業をしないで仕事を切り上げる方法・圧倒的なメリットとは?・まとめ
「きりがいいところまで仕事をする」にこだわらない仕事術について紹介してきました。
一週間単位や一日単位で活用することにより、仕事ばかりに縛られない生活が可能になります。
ぜひ活用できる部分を取り入れてみてください。
なお、周辺論点として、時間管理を含めた仕事の効率化全般を扱った解説もしていますので、ご覧ください。
それではまた別の記事でお会いしましょう。
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