「お前の代わりはいくらでもいる」をポジティブに解釈する方法3選
職場の上司に「お前の代わりはいくらでもいる」と言われたことはありますか?
少子高齢化による人材不足やパワハラに対する意識の高まりで改善傾向はあるものの、職場環境によってはいまだにそのようなセリフを聞かされることもあります。
何ともヒドイ言い方で、自分の価値を全否定されたように感じてしまうでしょう。
しかし、怒りや悲しみの感情でいっぱいになるだけでは言われ損。
今回ご紹介する方法を取り入れることで前向きに考えることができます。
さらに、もっと根本的な自分自身の生き方にまで考えを巡らせることを視野に見ていきましょう。
「お前の代わりはいくらでもいる」というひどいセリフでも、良い方向にあなたが変わるきっかけになるのです。
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目次
「お前の代わりはいくらでもいる」状態でないと負担と責任が重すぎると認識して受け流す
まずは、仕事を気楽に考える方法から見ていきます。
たとえ上司のセリフに対して不快に感じたとしても「代わりがいる状態で良かった」と変換することができます。
確かに、あなたがいなくても会社が余裕で回る状態は、存在意義についてモヤモヤしてしまうこともあるかもしれません。
しかし、逆にあなたの代わりがいない状態ならどうでしょうか?
一日休んだだけで、かかってきた電話に対し「担当者がいません」と返答し、翌日はあなたのデスクに大量の書類やメモが置かれた状態で始まるわけです。
さらに「大変だなぁ」と感じた出来事としてこのようなことがありました。
ある部署で一人しかできないことを担当されていた人が、休みを平日にとったんですね。
その日は、近隣の事務所から2人の担当者がヘルプでやってくる対応をして一日を乗り切りました。
わたしなら、一日有休をとるだけで会社がここまで対応をしないといけない仕事は負担と責任が重すぎると感じてしまいます。
そこに喜びを感じることができるのならそれも一つの価値観でしょう。
とはいえ、あなたにとって重すぎる責任や負担感は体を蝕むストレスになってしまいます。
ということで「自分の代わりがいる」ことは心身の健康に必要なことだと知っておきましょう。
その上で、あくまでも頻度や言い方についてガマンできるレベルであれば軽く受け流すようにできるといいですね。
「お前の代わりはいくらでもいる」を会社を辞めるモチベーションにする〜代わりの会社だっていくらでもある〜
はじめに紹介したのは気楽に考える方法です。
さらに、ある程度は「確かに自分がいなくても大丈夫だな」と割り切って考えることができる人向けと言えます。
ただ、現実問題としてあなたが一日休んだだけで職場が大変なことになってしまう状態にある人もいるでしょう。
そのようなフル回転で頑張っている状態にもかかわらず「お前の代わりはいくらでもいる」のセリフを吐かれたら許せないですね。
すなわち、あなたへの対応として
- パワハラにあたるような言い方
- 人格をボロボロにするような言い方
の場合は、会社をさっさと辞めるためのモチベーションに利用していきましょう。
そして、退職を告げた際に「今辞められると困るんだよ」と身勝手なことを言われた時には「以前、“お前の代わりはいくらでもいる”と話していましたよね? 」と言い返してやるのです。
その時のことをイメージして転職活動に励めば、間違いなく上手くいきます。
今の勤め先の代わりとなる会社はいくらでもありますよ。
このことを体感するための一つの方法として、転職サイトへの登録があります。
わたしの体験談も交えて転職サイトを利用して転職するための方法を紹介していますので、ぜひ参考にしてみてください。
もちろん、もっと緊急性がある場合はしかるべきコンプライアンス窓口への相談も忘れないようにしてください。
「お前の代わりはいくらでもいる」状態を脱出するためにできる勉強やスキルアップに励む
今度は今の会社にいながら「お前の代わりはいくらでもいる」状況を脱出する考え方です。
すなわち、あなたの代わりがいないようなスキルを身につけるために勉強やスキルアップのための活動を励むことを意味します。
いわゆる「なにくそ精神」といった状態で、反骨心をバネにしましょう。
これは、例えば学生時代にテストの点が低かった際、とても悔しいと感じるような性格の人のオススメです。
会社にいると「あの人がいなくなったらマズイよな」と多くの人が分かるもの。
上司がなんと言おうとあなたが会社にとって欠かせない存在になってしまいましょう。
とはいえ、あなた一人に依存しすぎるのも危険なのでバランスをうまくとってくださいね。
「お前の代わりはいくらでもいる」をポジティブに解釈する方法3選・まとめ
ここまで、会社に留まりながらもしくは脱出すること目指しながらできることを紹介しました。
いずれにしろ、あなたにとって良い方法に進むように「お前の代わりはいくらでもいる」と言われた時の感情を上手く利用するのがポイントです。
それではまた別の記事でお会いしましょう。
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