「新入社員の役割・仕事への姿勢」の最低限を知って1年目を乗り切ろう
Check!!〜このような状況の方におすすめします〜
- 社会人になるといっても仕事をやっていける自信がない
- どのような姿勢で仕事に臨めばよいのか分からない
- 「新入社員の教科書」の類の本を読んで、そのレベルの高さにビビってしまった
※記事の最後にYouTube動画も準備しています。合わせてチェックしてみてください。
新年度が始まる4月を迎える直前、新入社員となる人の緊張感はピークを迎えます。
不安にかられる中、周りの大人たちがしてくるのは励ましではなく
という“マウンティング”ばかり。
入社後すぐに始まる新入社員研修からの現場配属時期までに、どうせ多くの情報量を受け取るのですから、今は最低限でOK。
今回は、悩めるあなたに「新入社員の役割・仕事への姿勢」を厳選してお伝えします。
(※目次の項目をクリックすると、その箇所をすぐに読めます)
目次
「新入社員の役割・仕事への姿勢」をググってみたら…
まず、物は試しと「新入社員 役割」「新入社員 姿勢」その他関連しそうなキーワードで検索をしてみました。
すると…。
驚きましたね。
いやぁ、「こんなにスゴいことを実践できている人、世の中に5パーセントもいないでしょう」と感じるような内容のオンパレード。
“完璧超人”を目指せというのでしょうか? という内容が並んでいました。
これらを真に受けてしまっては、窮屈で倒れてしまいそう。
あえて実際に検索をし内容を取り入れるにしろ「できることからやる」で充分です、本当に。
とはいえ、せっかくですので「最低限」の指針はここでもお伝えしていきます。
誠実なあなたであればカンタンすぎるかもしれませんが、仕事は短距離走ではありません。
「新入社員の役割・仕事への姿勢」を厳選(徐々に広げればOK! )
ということで、「新入社員の役割・仕事への姿勢」を厳選してお伝えします。
徐々に広げていく際の指針もありますので、ぜひ参考にしてみてください。
最低限「①現場で②今ここにある仕事を③素直に聞く姿勢を持って」
結論としては、わずかな指針として
- 現場で
- 今ここにある仕事を
- 素直に聞く姿勢を持って
を実践できれば合格です。
①現場で→まずは上司や先輩の話をよく聞き、極力その通りにやってみましょう。
書籍やビジネス誌に載っている方法とは違いがあるかもしれません。
それでも、まずは現場でやってきたことを尊重するのが先です。
②今ここにある仕事を→「この仕事にどんな意味があるのか? 」「何につながるのか? 」を意識するのは大切です。
ただ、目先の仕事ができない状態でこの話をするのは、はっきり言って野暮なもの。
今ここにある目の前の仕事にまずは集中しましょう。
③素直に聞く姿勢をもって→一見カンタンそうで、意外にできない人が多い項目です。例えば、後輩から受験勉強のやり方を聞かれたとしましょう。
あなたが既に合格している学校の入試です。
せっかく教えたところ、「でも」「そうは言っても」と、否定から入るリアクションをされたらイラッとしませんか?
これに似たことが、実は仕事の現場ではよくあることなのです。
まずは素直に聞くだけで一歩リードと言って間違いありません。
徐々に意識を広げていくことで成長する
このように、まずは「①現場で②今ここにある仕事を③素直に聞く姿勢を持って」を実践できれば充分。
その先は、ある程度仕事が軌道に乗ってからでも遅くありません。
①現場で→書籍やビジネス誌などの情報に触れると、今のやり方とは違う内容に出会うことがあります。
確かに、一般論として書いてある内容は、あなたの仕事とは前提が違っているかもしれません。
しかし、常に“カイゼン”のヒントを探し続ける意味で、現場以外のやり方・考え方に触れることで見えてくることがあります。
より良いノウハウだと感じる時は
- 業務改善の提案をする
- 自分に裁量がある仕事であれば実際に試してみる
といったことを取り入れるのがいいでしょう。
②今ここにある仕事を→目の前の仕事に集中する時期が終わったら、今度は周りに目を向けることが必要になってきます。
この段階で
- 何のために・誰のために仕事をしているのか
- どんな工程を経て、最終的にどんな成果となるのか
といったことをイメージしましょう。
③素直に聞く姿勢を持って→自分の仕事をこなすことごでき周りとも連携ができてくると、素直に人の話を聞くだけではなくなってきます。
仕事の目的に照らすと、本当に今のやり方がベストなのか?
これを定期的に考えるようにしましょう。
生き方・働き方を選択できる時代
かつては新入社員をスタートとして出世を重ね、部長あるいは役員といった管理職の地位をゴールとしてきた時代がありました。
しかし、現代社会では転職が当たり前のように行われ、昔より人材の流動性が増しています。
独立して自分の力を試してみる
会社の特定部署によっては、中途入社の人材が大半を占めるようなこともあるでしょう。
あるいは、個人の能力によっては“新卒フリーランス”という新たな働き方も登場しています。
ですから、あなたが自分の役割を考える中で
- 会社組織で働き続けるもよし
- 独立するもよし
なのは間違いありません。
自分の生き方とキャリアを模索していくと、いざチャンスが来た時に乗っかることができます。
今すぐにはなくても、情報収集だけでもスタートしたい場合は以下のリンク先からぜひ。
会社組織で働くつもりだが、“ここではない”場合
「成長のための負荷」を越えた異常なレベルを新入社員にまで求めるような職場は危険です。
早期の退職にネガティブな印象を持っていたとしても、ムリにしがみついた結果心身を壊しては意味がありません。
しかも、リカバリーに長期を要する結果にもなりかねません。
そのような場合は、早めの行動を起こすことをぜひおすすめします。
「新入社員の役割・仕事への姿勢」の最低限を知って1年目を乗り切ろう・まとめ
(動画もぜひチェックしてみてください)
新入社員に厳しい言葉が溢れるさなか、甘めのお願いをしました。
とはいえ、このレベルもできない“社会人”は世の中に一定数います。
マウンティングを仕掛けてくる中高年は華麗にスルーし、大切な1年目を乗り切ってください。
それではまた別の記事でお会いしましょう。
(※↓記事が「役に立った」「使えそう」と思っていただけたら、各種SNSでシェアをぜひ! 運営者の励みになります)